今回は南側から接近する。江持橋２ （須賀川市 阿武隈川） 2003.11 [TOP] [MENU] [寄り道] [古い橋]
久しぶりに江持橋に行ってみたら、なにやら大規模な工事中。ついに撤去作業が始まったようだ。
許可を取って取材させていただく。
今回は南側から接近する。
歩道は既に切断されている。
左に新江持橋が見える。
道標がポツンと立っている。
もう誰も見てくれない。
親柱。
銘板はかなり以前に失われた模様。
親柱上面にはいくつか小穴が開いている。
灯りが付いていたのだろうか？
ぜひ見てみたかったなあ。
大規模土木工事が進行中。
橋桁をクレーンで持ち上げるには
クレーンを載せる仮橋が必要だ。
その為の土台を作らねば。
土台を作るのに、橋脚の基礎部分が邪魔だ。
その基礎部分を壊す為の工事だそうです。
「本番」に至るまで大変なのですね。
この幅員では大型車は離合できない。
でも去年までは現役だったのだ。
左にもう一つの親柱が見える。
撤去されるのを待つばかり。
新橋の傍らにでも移設できないものか。
銘板は磨耗が激しいが、なんとか
「昭和十年九月竣工」と読める。
無いと思っていた道標を発見。
薮に埋もれていたらしい。
自力発掘ならず、悔しい。
ロープで囲われており、保存されるようだ。
しかし、引き抜いて博物館行き、
ではなく、この場所で保存して欲しい。
少しずれたが、似たアングル２枚。左は８月、右が１１月の様子。