白河街道・小坂                     [TOP] [MENU]

国道に合流して500m程北上。

左の細道が街道で、すぐ小坂に入る。

 

 

 

 

 

戸数3〜4戸程の小坂集落を抜ける。

現道は右に曲がって国道に合流するが、

街道はここを直進していた。

 

 

  

                     

藪道と化した穴切坂を上る。

どうやら明治期に馬車道として改良された、

その当時のまま残されているようだ。

 

 

 

 

 

穴切坂の頂上は切り通しになっている。

左は白虎隊が退路に使った山道、とのことで、

滝沢峠に抜けている。

 

 

 

 

頂上からの下りは藪が濃くなる。

春先だからこそ、なんとか進める状態。

この先、左カーブ、右ヘアピンと続く。

 

 

 

 

 

坂を下り切る直前に「それ」はある。

穴切の一里塚ある。(西塚)

樹木で判りにくいが、これでも以前と比べると

良くなっているそうで、以前は藪の覆われて、

存在の確認すら困難な状況だったらしい。

 

 

 

穴切の一里塚は、一対共完全な形で残っている

貴重な遺構である。

これは東塚で、はっきりと形状が確認できる。

 

 

 

 

 

塚の間に残る街道を少し進み、振り返り見る。

二つの塚の間が、結構広いことが判る。

 

 

 

 

 

フキノトウの花が咲く街道を快適に進む。

土の水路、手入れされた水田。

江戸時代と変わらない風景だ。

別の季節にまた来ようっと。

 

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