腐れ吊り橋は渡れないので、国道４９号線旧道・小出峠５ （西会津町） 2004.10 [TOP] [寄り道] [廃道Web]
＜宝川２＞
腐れ吊り橋は渡れないので、
迂回して対岸に渡る。
南に林道入り口があるので、そこに向う。
起点には林道起点を示す標柱が立っていた。
根元が腐って、ガードレールに立て掛けられている。
「林道○川○沢線（起点）」 ・・・・読めねえ・・・。
一番オイシイ部分が消えている。
が、貴重な証言により「宝川水沢線」と想像された。
（前出の加藤翁より「徳沢の南に田圃があって、
そこには人は住んではいないが水沢と呼んでいた」
との証言を得ていたのである）
こちらは更に意地が悪い。
誰かわざと削りませんでしたか？
この林道の終点はどこにあるのだろうか。
これは「どこまで車で行けるのか」という命題を解く
重要なヒントになるはずだったのだ。
ここで画像は、吊り橋の対岸に移る。
吊り橋付近は激藪で接近不能だが、
隣接して作業道がある。
その作業道と三方道の交点がここである。
お判りだろうか。
左の藪道が三方道なのである。
この奥が吊り橋の対岸だ。（入りませんよ）
同じ地点を反対側から見る。
右の藪が三方道。
ここから改めてスタートを切る。
このず〜っと先に小出峠があるはずだ。
すぐにコンクリートの橋を渡る。
欄干もなく、名前も何もない。
明治の雰囲気を
どれだけ残しているのだろうか。
ただの林道にしか見えない。
やがて先ほどの宝川水沢林道に合流。
左奥へと進む。
砂利が敷かれ、すっかり林道と化した三方道。
十分に車での通行は可能である。
路肩はコンクリートで補強され、
もう林道としては完璧である。
ん〜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
賢明な読者は、もうお気づきであろう。
この道はヌルい。
普通過ぎてレポにし辛い。
TUKA苦しいっ。
この辺りの法面は素掘りなのだが、
この幅員から見て、後年の改修だと思われる。
く、くるしい。
さらに進むと分岐が現れる。
左に上ってゆくのが三方道である。
近代的な処理の法面。
「このネタ、ボツかもなー・・・」
「どうせまだ下調べ段階だし・・・」
失望感が漂う。