東北本線・日和田〜五百川1 (郡山市) 2006.01    [TOP]  [寄り道]  [廃道Web]

 

某巨大掲示板に情報が書き込まれた。

東北本線・日和田駅〜五百川駅間に線形改良区間がある、という。

自宅から車で30分も掛からない、ごくごく近所だ。

早速、航空写真を見るとすぐに見つかった。

本線の西側にくっきりと築堤らしき痕跡が見える。

さあて、どう接近しようか・・・。

 

 

R4を北上、右折してK357に入り跨線橋を渡ったらすぐに左折。

集落の近くに踏切りがあるようなので、そこから旧線に接近してみることにする。

代案として南側からと西側からからのアプローチも考えておいたが、

結局、代案の出番はなかった。

 

この二つの画像を重ねてみた→こちら

目がチカチカするから、良い子は部屋を明るくして、離れて見てね(笑

 

             

国道を右に折れ、県道を東進する。

跨線橋に向けて坂を上るのだが、

その途中で怪しげな側道を見つけてしまう。

本稿には無関係だが、つい寄ってしまう。

しかも、レポにしてしまう(笑

 

 

跨線橋ができる前の旧道だろうか。

結構古く、深い切り通しになっている。

かなり怪しい雰囲気だ。

舗装されていいるが、車が通っている様子はなく、

かと言って廃道というわけでもなく、雪の上には

多数の足跡が見られる。

この道の正体はなんだろうか?

 

切り通しはやがて下りに転ずる。

視界が開けてきた。

 

 

 

 

 

 

切り通しの突き当たりは立入禁止になっており、

フェンスの先は線路であった。

奥には日和田駅のホームが見えている。

先ほどの多数の足跡は、駅に出入りしたり、

線路を横断した人たちのものらしい。

だめじゃん(笑

しかし、とりあえず謎は解けた。

以前は踏切りがあったのであろう。

 

 

さて、坂を上ると跨線橋の上に出る。

昭和39年竣工の「かつみばし」である。

 

 

 

 

 

まずは南側、日和田駅方面を見る。

木造の跨線橋はまだ健在のようだ。

一番右の廃線は貨物専用線だろうか。

 

 

 

 

 

続いて本題の北側を見る。

奥に見える左カーブの先に、旧線があるはずだ。

 

 

 

 

 

 

橋を渡った所から、再度遠望する。

本線の左に見える緑地が旧線だろうか。

ここからではなんとも言えないなー。

やはり現場に行かないと。

 

 

 

 

跨線橋の東側で左折。

田圃の中を北上すると交差点に出る。

車をここに置いて、徒歩にて直進する。

 

 

 

 

このアプローチ道もなかなか興味深い。

路肩、法面、共にギリギリ感が凄い。

 

奥に、目的の踏切りが見えてきた。

 

 

 

 

やがて踏切りに到着。

農作業車専用踏切りのようで、非常に狭い。

広の入踏切」という。

 

 

 

 

踏切りを渡り南の日和田駅方面を見る。

一般の車両は通れない。

そんな幅員自体がない。

なぜかカーブミラーがあるのだが。

錆びて真っ黒になっている。

 

 

 

踏切りから西を見ると、田圃一枚向こうに

旧線の低い築堤が見えてきた。

小屋のすぐ奥である。

さあ、いよいよ探索だ。

 

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