県道341号別舟渡線3 (会津坂下町) 2004.06 [TOP] [寄り道] [廃道Web]
ここからは県道指定からも外れた
明治の馬車道そのものであろう。
日当たりの良い未舗装道は、
手入れしないとたちまち藪と化してしまう。
左にカーブしている。
ここはヘアピンの右カーブなのだが、
画像から読み取ることは難しいであろう。
このカーブの先が最も藪の酷い箇所であったが、
身長以上の藪だった為、撮ってない。
視界10cm、全視野が緑色だった。
やっと道形が見えてきた。
この部分だけは、公園散歩のように快適だ。
右には畑、左には人家が見える。
そして正面を、旧街道が横切っている。
分岐点には標柱が建っている。
街道は急坂を直登し、新道=馬車道は
右にカーブを描いて迂回していたのだ。
両方に轍が見えるが、共に通行不能である。
画像下端に側溝の蓋が写っているが、
県道はここを直登するつもりだったのだろうか?
訪問者を案内している。
トレッキングに訪れる人が多いようだ。
急な坂道に沿って集落が続いている。
道路を挟んで左が天屋宿、右が本名宿であった。
車道の開通は、ここの住民の悲願なのであろうが、
実現は難しいように思える。