福島県の円筒分水  (福島県)     2013.04        [TOP]  [寄り道]


  円筒分水についてはGoogleを参照。  
  県内では現在のところ6箇所発見されている。  
     
  伊達市上保原 通称「マルタンク」   昭和10年(1935)   東根堰・阿武隈川  
  福島市大笹生 栗本堰の円筒分水   昭和25年(1950)   栗本堰・松川  
  大玉村玉井 長井坂円形分水装置  

不明

  三ツ森貯水池  
  須賀川市泉田 安積疏水の円筒分水   昭和31年(1956)   新安積疏水白江幹線  
  会津坂下町宇内 津尻の円筒分水  

不明

  新・旧あり  
  いわき市平下高久 下高久の円筒分水  

不明

     
                 
 

伊達市上保原

通称「マルタンク」。

この名を初めて聞いたときは球形の給水塔をイメージしていた。

 

小学生の頃の遊び場だった東根堰の末端に、こんなものがあろうとは。

意味も分からず「ソスイ」と呼んでいた水路も、今は暗渠となっている。

 

Yahoo地図より引用

 


福島市大笹生

3つの堰を統合したため、分水施設が必要になったとのこと。

 

円筒分水から放射状に伸びる道路や水路が印象的。

まるでパリの凱旋門ようだ。

 

 

Yahoo地図より引用

 


大玉村玉井

森の中にあるので航空写真には写ってない。

 

 

 

 

 

 

 


須賀川市泉田

道路から離れたところにあるので、注意してないと見逃してしまう。

 

 

 

 

 

goo地図より引用

 

円筒分水を見るのはこれが初めて。

 

 

 

 

 

 

 

小さくてカワイイな。

国内でも最小の部類に入るのではなかろうか。

 

 

 

 

 

 

小さいものだが隧道も気になる。

戦後の作なので煉瓦などは使われておらず、扁額もない。

 

 

 

 

2011.04

 


会津坂下町宇内

 

 

 

 

 

Yahoo地図より引用

 

 

十字路の北西にあるのが旧施設。

南西にあるのが新設されたもの。

Yahoo地図では新施設が未掲載なので、近年建設されたのだろう。

現在においても「目に見える形での分水」は必要とされているようだ。

 

 

goo地図より引用

 


いわき市平下高久

バイパスができた後に圃場整備が行われたように見えるが、

円筒分水の設置はバイパス工事の前だろうか。

 

これもかなり小さそうだ。

 

 

Yahoo地図より引用

 


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