水田の中の細々とした道筋が越後街道だ。
個人的にはお気に入りの風景である。
江戸期から変わっていないのでなかろうか。
画面奥へと進む。
平行して進む越後街道。
拡幅され、舗装されてしまったが、
この風景も好きだな。
右側には石積みの古い鉄橋が見られる。
もちろん現役だ。
「第一津川街道踏切」という。
この先で鉄道は芹沢トンネルに入るが、
その付近に一里塚があった。
現在は痕跡すらない。
集落の外れで国道から別れ、左に入る。
これが越後街道である。
すぐ隣をR49を通っているのだが、
なぜここだけ街道が残ったのか不思議だ。
バッサリと街道は切れていた。
「バッサリ感」がお判りだろうか。
鉄道にぶつかった所で完全に消える。
国道の向こう側に続いているはずだ。
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