板谷街道・李平村西部1                 [TOP] [MENU]

標柱は、入り口にあったものと同じで、

史跡 旧米沢街道石畳」とある。

その前に「それ」はあった。

 

 

 

 

 

おお!石畳だ。

よくぞ残っていてくれた。

歴代上杉藩主や大勢の商人や旅人が

これを踏み締めて歩いていったんだな。

その現物が今、目の前にある。

感動っす・・・。

江戸時代の旅人と同じようにおいらも歩いて通過する。

通過後、振り向いてまた撮影。嬉しくて仕方がないのだ。

  

                     

石畳の区間は想像していたより長かった。

しかし、その先はまた草の道になる。

 

 

 

 

 

 

ここは沢なのか、暗渠なのか。

上流(左側)には砂防ダムがある。

右側にも細道が延びているが、

街道は沢を越えて直進する。

右側の細道のレポは「ROADweb」さんにあります。

TOP>特設コーナー>蟹ヶ沢(福島県側) ご覧ください。

 

驚いたことに、真新しい二本の轍がある。

反転して引き返した痕跡もあった。

なかなかのチャレンジャーがいたらしい。

草に埋もれたガードレールに萌える。

 

 

 

 

豪雪の為か、落石でも直撃したのか、

硬いガードレールがグニャグニャに曲がっている。

ますます萌える。

 

 

 

 

 

道端に警告看板が半分埋もれている。

そう、この付近は地すべりの巣窟なのだ。

そのうち蟹ヶ沢は「コンクリートの水路」に

されてしまうかもしれない。

 

 

 

 

こんな所を大型トラックが走っていたとは

すぐには信じられない。

「廃道」としては萌える物件であるが、

おかげで街道としての旧状は

破壊されてしまった訳だ。

 

 

 

臨時の工事用道路としては結構本格的で、

路肩には側溝がある。

しかしその甲斐なく、路面は水びだし。

ルートを選んで通過する。

 

 

 

 

道が荒れてきた。

雨水が路面をえぐり、深い雨裂ができている。

河原じゃないですよ。

 

 

 

 

 

大きな石がゴロゴロする道を抜けるとT字路に出る。

ここで再び高津森林道に合流する。

ここを右折する。

 

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