「史跡 旧米沢街道石畳」とある。
その前に「それ」はあった。
よくぞ残っていてくれた。
歴代上杉藩主や大勢の商人や旅人が
これを踏み締めて歩いていったんだな。
その現物が今、目の前にある。
感動っす・・・。
江戸時代の旅人と同じようにおいらも歩いて通過する。
通過後、振り向いてまた撮影。嬉しくて仕方がないのだ。
しかし、その先はまた草の道になる。
上流(左側)には砂防ダムがある。
右側にも細道が延びているが、
街道は沢を越えて直進する。
右側の細道のレポは「ROADweb」さんにあります。
TOP>特設コーナー>蟹ヶ沢(福島県側) ご覧ください。
反転して引き返した痕跡もあった。
なかなかのチャレンジャーがいたらしい。
草に埋もれたガードレールに萌える。
硬いガードレールがグニャグニャに曲がっている。
ますます萌える。
そう、この付近は地すべりの巣窟なのだ。
そのうち蟹ヶ沢は「コンクリートの水路」に
されてしまうかもしれない。
すぐには信じられない。
「廃道」としては萌える物件であるが、
おかげで街道としての旧状は
破壊されてしまった訳だ。
路肩には側溝がある。
しかしその甲斐なく、路面は水びだし。
ルートを選んで通過する。
雨水が路面をえぐり、深い雨裂ができている。
河原じゃないですよ。
ここで再び高津森林道に合流する。
ここを右折する。