三春道・郡山宿→三春宿 2 2003.06 [MENU]へ戻る
これ県道か?と疑われる幅員である。
正面に見えるT字路を右折。
K73と分かれる。
田村神社の前を通り、その先で県道57号郡山大越線に再合流する。
しばらく道なりに進む。
三春道はK57から離れ、県道298号阿久津舞木停車場線に入る。
真っ直ぐ東北に延びてるが、起伏はある。
現在はこの下舞木集会所の所で直角に右折しているが、
街道は少し手前からゆるくカーブして曲がっていた。
現在は民家や駐在所が建っている。
正面のT字路を右折。
すると、三春道名所の桜清水の前を通る。
現在、水は枯れているようだ。
説明板が新しいものに替えられていた。
桜の古木は枯れてしまったようで、伐採されていた。
舞木駅の真南辺り。
左下には磐越東線の線路が見えている。
その足元に道標がある。
とある。
赤い鳥居も、その足元も道標も健在だったので、再確認してみる。
車道から見ると「裏面」になっている面が、本来は表面だったようだ。
前回は気付かなかったが、六字名号が彫られていたのだ。
おそらく以前は道路の反対側にあったのだろう。
後に移転することになったのだが、東西南北の道標を兼ねていたため、
向きをそのままに移したに違いない。
これって、六字名号よりも台座の道標を優先したことになりはしないか?
ここが、当時から十字路だったことを、古い道標が教えてくれている。
ちなみに、六字名号塔の隣にも小さな石柱があり、これも道標であった。
「高屋敷稲荷へ → 十六丁」、と距離も彫ってある。
十六丁とは、約1600mくらいか。
いつ頃設置されたものか不明だが、矢印のある道標は珍しい。
未舗装なのは嬉しいが、狭すぎる・・・。
きっちり一車線しかない。
ガードレールには多数擦った跡が見られる。
轍があるので、なんとか車で行けるらしいことが分かる。
左の土手は、磐越東線の築堤である。