二本松街道・磨上原                   [TOP] [MENU]

磐梯山麓を東西に横断する未舗装道。

左に標柱が建っているが、文字が消えている。

おそらく「ワレ石」を示す標柱ではないだろうか。

 

 

 

 

 

街道の左奥に二つに割れた巨石がある。

名物として古絵図にも載っている、

これがワレ石であろう。

これは県道からも見える所にある。

 

 

  

                     

ここは牧草地なのか、

それとも放棄された畑なのだろうか。

開拓地としては成功しなかったようだ。

奥に高い木が見えてきた。

 

 

 

 

木の根元に大きな石がある。

ここにも標柱らしきものがあるが、倒れていて文字も読めない。

これが古絵図にある「弁慶の硯石」だと思われる。

 

 

 

 

 

 

 

上面が平らになっており、少し凹んでいる所から

この名が付いたものと思われる。

上のワレ石と共に、江戸期の旅人の興味を

どれほど惹いたのか、資料はない。

 

 

 

 

硯石のすぐ先で街道は藪の中に消える。

藪の中に道形が窺えるが、

季節的にここは迂回だ。

 

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