切り通しの奥に磐越西線の第一猪苗代跨道橋が
これは新道で、旧道はここから左に入る。
街道も重なっていると思われるが、
旧状は窺い知れない。
白線、黄線ともにほとんど消えてしまっている。
法面の上に古い石碑が並んでいるのが見える。
街道脇にあったものが、現道に削られたため、
この場所に移設されたものと思われる。
踏切りは撤去され、道は閉鎖されているが、
なぜか可動式のゲートである。
どんな理由があるのだろうか。
25‰というのは結構な急坂である。
そのせいで路線は九十九折れになっている。
こちら側は普通の無粋なガードレールで
塞がれている。
この著しい差は何が原因なのだろうか。
はっ! いかんいかん、旧道Webになってる。
この辺りには一里塚があったが、
現在は痕跡すらない。
現道は再び跨道橋をくぐっている。
線路が蛇行しているのである。
旧道はここを右に入る。
路面を横切る白線。
紛れもなく旧道らしくて萌えるが、
街道もここを通っていたらしい。
踏切りは撤去され、ガードレールで塞がれている。
黄線が真っ直ぐに現道を横切り、
向こうに見える旧道に続いている。
これが街道である。