白河街道・西田面→上馬渡→下馬渡        [TOP] [MENU]

水田地帯を抜けると、西田面(にしたづら)に入る。

民家の庭に「東堂山」「馬頭観世音」の石碑があり、

街道筋の雰囲気を伝えている。

 

 

 

 

 

少し先に分岐がある。

右(東)へ進むと静潟・舟木に至る。

街道は左である。

 

 

  

                     

この分岐には大きな石碑と道標がある。

石碑には、梵字と「不動」とある。

道標は昭和12年の銘があり、

「向 至静潟舟木方面」

「右○○○至安積郡」 「左至若松市」

と読める。

          道標を拡大する

 

道標の先はクランクになっている。

意図的な枡形なのかもしれない。

クランクの先、左側に「湊村道路元標」がある。

半分埋もれており「湊村道」までしか見えない。

          元標を拡大する

 

 

 

湊中学校、湊小学校の前を通ると、

土手の上に石碑が四つ並んでいる所に出る。

この向かい側に清水茶屋があった。

 

 

 

 

やがて上馬渡(かみまわたり)に入る。

参道(左)の正面に道標がある。

大正期のもので、

「北 上馬渡」 「西 向 静潟至」とある。

         道標を拡大する

 

 

 

上馬渡から下馬渡(しもまわたり)に入る。

途中に一里塚があったが、

現在はあった場所すら不明だ。

画像は下馬渡の石碑群。

 

 

 

 

道路の両側に原木が山積みされている所を

抜けると田園地帯になる。

この辺りは当時永伊村であったが、

現在は刈上場と呼ばれている。

 

 

 

 

食堂がある所で、久しぶりに国道に合流する。

 

 

 

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