民家の庭に「東堂山」「馬頭観世音」の石碑があり、
街道筋の雰囲気を伝えている。
右(東)へ進むと静潟・舟木に至る。
街道は左である。
石碑には、梵字と「不動」とある。
道標は昭和12年の銘があり、
「向 至静潟舟木方面」
「右○○○至安積郡」 「左至若松市」
と読める。
意図的な枡形なのかもしれない。
クランクの先、左側に「湊村道路元標」がある。
半分埋もれており「湊村道」までしか見えない。
土手の上に石碑が四つ並んでいる所に出る。
この向かい側に清水茶屋があった。
参道(左)の正面に道標がある。
大正期のもので、
「北 上馬渡」 「西 向 静潟至」とある。
途中に一里塚があったが、
現在はあった場所すら不明だ。
画像は下馬渡の石碑群。
抜けると田園地帯になる。
この辺りは当時永伊村であったが、
現在は刈上場と呼ばれている。