国道49号線旧道・小出峠7 (西会津町) 2004.10   [TOP] [寄り道] [廃道Web]

  <宝川

崩落した土砂は既に草木に覆われ、

しかもよく見ると、除草、伐採した跡があった。

崩落後も人が通っているのだ。

強引に乗り越えることにした。

 

 

 

 

土砂の先には、何事もなかったように

普通に道があった。

左180度カーブの先に崩落した道がある筈だ。

 

 

 

 

 

 

                     

ここで土砂崩れ現場を振り返る。

かつて道であったとは思えない状況である。

 

 

 

 

 

 

土砂崩れ現場の上の道に出た。

道が約15mに渡って落ちているが

まだ右半分が残っている。

まだ行ける。

 

 

 

 

 

 

崩落地点を越えた所で振り返る。

山側を削れば修復可能であろうが、

予算がつくだろうか。

つかなければ、一気に廃道化が進むであろう。

 

 

 

 

 

 

崩落地点の先の様子。

車が通らなくなっただけで、これだけ荒れる。

 

 

 

 

 

 

少し藪を漕ぐと、また鮮明な道が現れる。

状況変化が激しい道である。

右ヘアピンを通過。

 

 

 

 

 

 

 

やがてシングルトラックなり、また藪に埋もれる。

胸までの藪を漕ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

するとまた鮮明な道が現れる。

林道歩きは退屈なものだが、

この道はなぜか飽きない。

下見のつもりが、どんどん先に進んでしまう。

 

 

 

 

 

 

まだまだ道は続くが、

この辺りで雨が降り出した。

台風が接近してきたようだ。

気軽に入山したため、雨具は持って来てない。

楽しみは後日に回して、

今回の所はこれ位にしておく。

 

 

車の停車場所が見えてきた。

奥に見えるのが現R49と新鬼光頭橋である。

 

 

 

 

 

 

宝川水沢林道の起点に停めた車に戻る。

奥に見えるカーブまでが林道の新設部で、

そこから先が三方道との重複部である。

藪が収まる頃、また来よう。

 

   ←前へもどる      再び現地へ→

   [TOP] [寄り道] [廃道Web]