旧国道4号線・伏拝坂4 (福島市) 2004.03 [TOP] [寄り道] [廃道Web]
少し北進すると、今までより低い位置に
段差があるのが見える。
行ってみる。
足元の平面は奥に伸びている。
笹薮を歩いて行くと・・・。
笹が刈り払われ、なぜか藁束が積まれてある。
道路跡というより、広場の様相である。
ここを直進する。
地図にも示されている稲荷神社だ。
笹の回廊を抜けると、旧国道に飛び出す。
神社への階段の脇に出た。
向こう側に見える緑地も
かつては道だったのではないだろうか。
奥に稲荷脇集落が見える。
やや高い所に「段差」を見つけてしまう。
しかし前後が全く繋がらないので、
これは明治新道とは無関係ではないかと思う。
まずは上ってみる。
視線を移すとそこには・・・。
う〜ん、混乱するな〜。
これらの標柱は意識しない方が良いのかも知れない。
かなり狭くなってしまったが、これも明治新道の痕跡であろう。
旧国道から左の細道に入ると稲荷脇集落である。
すぐ先で再び旧国道に合流するこの細道も、
明治新道の名残りであろう。
奥に見える丘の上を奥州街道が通っている。
集落から300mほど進んだ所で新旧道の分岐点に至る。
これは分岐点を振り返って撮影したもので、
左が明治新道、右に上る見るからに急勾配な坂道が、
奥州街道の難所であった伏拝坂である。
左側の道は元は国道4号線であり、
明治初期に開削された道である事が説明されている。
(画像クリックで拡大)
←前へもどる この項終了