日東紡郡山工場専用線 (郡山市) 2005.06 [TOP] [寄り道] [廃線Web]
場所に広大な日東紡の工場敷地がある。
南北に走る東北本線から東に分岐して
工場内に引き込まれる専用線が見える。
昭和50年(1975)撮影
既に廃線になっているようだが、
そのルートは空白になっており
地図上でも辿ることができる。
工場周辺にあった水田は宅地化が
進んでいるようだが、現状はどうなっているのだろうか。
用途不明の特殊車両が見られ、
なかなか「濃い」空気が漂っていた。
奥に東北新幹線の高架が見える。
2005.08追記
オーストリアはPlasser&Theurer社の保線車両「KSP2001」でした。
となりには、同じく「08-32U」がありました。
専用線の分岐点を目視確認することはできなかった。
フェンスで遮られ、接近不能なのだ。
しかし、このフェンス自体が本線から徐々に
離れるように設置されているので、
専用線の痕跡を脳内で再現できる。
舗装道を斜めに横断する「影」がある。
踏み切りの痕跡だろうか?
奥が日東紡の工場方面である。
この土地の南(画像右)のラインが
軌道に沿ったラインになっている。
その奥は住宅地になっており、
軌道上に真新しい民家が建っている。
トレースは不能だ。
工場敷地の外壁に到達してしまった。
工場内への軌道入り口は、廃線後も
形を変えて残ったらしく、門の体を成している。
この門柱の間を軌道が通っていたと思われるが、
その門も現在は閉鎖され、「勝手口」だけに
倉庫の間が軌道跡であろう。
倉庫の前はホーム状になっており、
そこで荷物の積み下ろしをしていた
と思われる。
この項終了