国道252号線・旧道4 (三島町)   2004.10   [TOP]  [寄り道]  [廃道Web]

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桧原側は、現国道と川井新道の間の時期に

旧国道の存在が疑われたが、

川井側はシンプルで判りやすい。

R252の右側に分岐して下る道がある。

 

 

 

この分岐にある標識に、

川井への道筋が描かれている。

この曲線は現道建設に伴う処理で、

元は大登と直線で繋がっていたのであろう。

 

 

 

                     

ともかく、現道をくぐって川井へ向う。

十分離合可能なj幅員があるが、

視界が利かないので圧迫感を感じる。

 

 

 

 

 

川井新道は、集落内を通らない。

集落より一段高い段丘上にある、

松音寺の前を通るようになっていた。

集落は左下にあり、

旧沼田街道はそこを通っている。

 

 

3ヵ月ぶりにやってきた歳時記橋。

左の細道が川井新道である。

 

 

 

 

 

 

左にすっくと立っているのが、

土砂降りの中、車窓越しに見たあの標識だ。

 

 

 

 

 

 

せっかくだから、

クリアな画像を撮影しておこう。

貴重な証人だもの。

支柱は真っ赤、裏側も真っ赤だった。

 

 

 

 

歳時記橋の下をくぐる。

跨道橋と言うのだろうか?

なにゆえ通行可能な配慮をしたのか不明だ。

現実には通行不能でも、

書類上は「公道」だからなのかもしれない。

 

 

こちらでもキリコちゃんが出迎えてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

ゴミやら藪やらの奥に、

ガードレールが見える。

 

 

 

 

 

 

藪道を進むと、おお!あった。

3ヶ月前、橋の上から垣間見た

「通行止」の標識だ。

 

 

 

 

 

支柱には太い蔓が絡み付いて、なんか気色悪い。

脇を通り過ぎて、いざ進入す。

 

 

 

 

 

 

 

 

さすが通行止め区間だけあって、

荒れ方も凄まじい。

ガードレールは原型を留めず変形し、

今にも只見川に落ちそうだ。

なぜか表面が黄色い。

 

 

 

通行止め。まさに通行止めだ。

一抱え以上ある大木が通せんぼ。

くぐるには低く、跨ぐには高い。

絶妙な天然ゲートである。

 

 

 

 

見上げて驚き、恐怖した。

さらに太い倒木がこちらに倒れ掛かっていた。

倒れたのではなく、滑り落ちてきたように見える。

怖えぇー!!

しかし、こんなのはまだ序の口だった。

 

 

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