旧国道289号線の隧道跡4 (いわき市) 2005.02 [TOP] [寄り道] [廃道Web]
ここも隧道跡ではないだろうか。
残念ながらS27の地図では欄外なので、
当時の様子を確認できない。
常磐道の西側にあった、旧県道の隧道は破壊されてしまい、痕跡すら残っていなかった。
しかし、常磐道の東側にも隧道があったのではないだろうか。
ここで相互リンク「dark的道部屋」管理人のdarkさんより連絡を頂いた。
「昭和29年の地形図に隧道の表記がある」とのことであった! しかも「昭和40年代の地図にもまだ載ってる」ですと!
うおー!写真はないのかー! 名前はなんだったんだー!
<第四の隧道>
これだけ急傾斜な法面なのにもかかわらず、
崩落防止の措置が全く取られていない。
「岩」ではなく「土」の斜面なのに、だ。
こんな県道、アリなのか!?
しかし、それよりも、それよりも、
かつてここが県道だったという事に
驚きを禁じえない。
林道の切り通しだって、もっとキチンとしてるでしょ。
開削工事の途中で放棄された道みたいだ。
その割りには舗装されてるし。
暗いよー。
怖いよー。
夕暮れや、日没後に一人で歩くなんて
とてもできそうにない。
江戸時代の街道みたいだ・・・。
そこには待避所らしきスペースがあった。
生活道として普通に使われている様子だが、
この時は一台も出会わなかった。
この先、勿来駅まで通じている。
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小宅幸一様の著作「常磐地方の鉱山鉄道」により、これらの道の一部は鉄道由来であることが判明。
その本を参考に「勿来軌道」として再構成してみた。 →こちら