掴めるような草木は無い。沼上隧道２ （中山宿〜上戸） 2003.12 [TOP] [MENU] [寄り道] [廃隧道]
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Aから進入、Bまでは慎重に下りる。滑り出したら止まらないだろうからね。撮影の余裕なし。
Bで大きな足跡を発見。熊か？熊なのか？今朝通ったらしい。もう遠くに行ったよね、たぶん・・・。
足跡を踏み潰しながら坑門の上を通過する。撮影してる余裕なし。
さすが野生の熊さん、良いルートを選択していらっしゃる。足元がしっかりと固く、歩き易い。
Cから先が大変だった。中央にはU字溝があり、内部は滑り易い。溝の両サイドを通るしかない。
掴めるような草木は無い。
なんとか体を固定して、現道を撮影。
「沼上ずい道」とある・・・。
なんてこった！現道も「隧道」だよ！
とりあえず当サイトでは、現道はトンネル、
旧道は隧道、との呼称で強行します。
反対側を見ると、そこには
沼上隧道・東坑口がある。
手が届きそうな程近くまで来ている。
Eまで下りて来た。
要石がデザインされている。いいね。
その上方に扁額らしき四角い物が見えるが、
文字までは確認できない。
蔓がじゃまで見えないのだ。
ついに坑口の前面に達した。
坑門全体が見られる。門柱も確認できる。
旧線路上には根ごと木が倒れている。
右の斜面上から落ちたらしい。
足元はかなり不安定である。
少し接近してみる。
切り通しは石垣の上にコンクリートで
補強してあるようだ。
隧道内には入らなかった。
暗闇の隧道内で熊と対面するのだけは
避けたかったのだ。