越後街道・束松峠3(一里塚) 2004.06 [TOP] [MENU]
説明板には「地辷り点」とあった。
大正時代の出来事とはいえ、
地滑りがあった箇所を示す説明板とは珍しい。
越後街道も、この災害により消失したようだ。
現在は説明板の横に、迂回道が造られている。
階段状の道を下る。
いつ頃造られたのだろうか。
いかにも「臨時」という感じだ。
陥没し、すり鉢の底の様になった箇所を通過する。
すり鉢から脱すると急坂になる。
ここには階段が付けられている。
階段を上る途中、頭上に鉄塔が見える。
ピークが近いようだ。
急に視界が開け、鉄塔の足元に出ると、
そこには一里塚があった。
束松の一里塚である。
街道を挟んでもう一個。
越後街道で一対共に残っているのはここだけ、
という貴重なものである。
一里塚を過ぎると、稜線を歩く平坦な道になる。
どうしても松並木に見えてしまうな。
快適に進む。
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