「戊辰戦争塹壕」とある。
軽沢側から上ってくる敵軍に備えたものか。
どの程度の戦闘があったのかは不明。
電力会社の鉄塔工事、管理用の車両が
入っているのかもしれない。
車両が通行できるよう、
手が加えられていると思われる。
旧状とは異なるのではなかろうか。
路肩も法面もしっかりしており、
今でも車両の通行はできそうだ。
ジムニークラスなら通れるのではないか。
人里が近づいてきたのか。
左へ下ってゆく。
逆から上ってきた場合は要注意ポイントだ。
県道341号別舟渡線である。
すぐ先(左)で行き止まりになっている。
街道は、この県道により切断されてしまったが、
法面には道が付けられている。
もっともススキに埋もれてしまっているが・・・。
ここが街道の入口である。
しばらくは、植林された暗い森の中を通る。
道形は判然としないが、沢に沿って下って行く。
参勤交代に使われた街道とは思えない
峡矮な部分である。
ここにはオーバースペックとも思える、
狭いが丈夫な鉄製の橋が架けられている。
橋を渡ると、すぐにK341に合流する。
ここが束松峠の終点である。
一台ほどの駐車スペースもある。