越後街道・甲石→縄沢                 [TOP] [MENU]

国道に合流して1kmほどで不動川を渡る。

左に見えていた川が、右に見えるようになる。

唐目貫(からめぬき)」とあるが、

地元の方は「ガラメキ橋」と呼んでいるとのこと。

ガラメキの語源は何だろうか?

「河原を歩く」?

「ガレ場を巻く」?

 

川の北岸は緑色凝灰岩の岸壁になっており、

奇岩が並んでいたが、明治末頃から

越後の業者が入り、石材として採取されてしまい、

異様な風景は消えてしまった。

 

 

 

 

この先、道の南側に集落が並んでいる所がある。

甲石の集落である。

 

 

 

 

 

集落の前に橋が架かっているのだが、

名を「不動片桟橋」という。

岸壁に張り出して幅員を稼いでいる橋だ。

こんな狭矮で、水田も作れない土地に

どうして集落が形成されたのだろうか?

 

 

 

集落の中程にあるのが、

甲石肝煎の二瓶家である。

 

 

 

 

  

                     

さらに1kmほど国道を下ると、

縄沢集落の入口がある。

「なわさわ」かと思ったら「つなさわ」であった。

「つな」は「綱」だろ!と言ってももう遅い。

右に入るのが街道である。

 

 

縄沢の集落内を通る。

越後街道はこの旧国道のさらに北側(右)を

通っていた、と資料にある。

 

 

 

 

 

旧国道から北に入る道があるので入ってみる。

 

 

 

 

 

 

 

旧国道の北側に平行して細道があった。

これが越後街道なのだろうか?

確信が持てない。

すぐ先で旧国道に再合流している。

 

 

 

 

集落を抜け、刈り入れ直前の水田を通る。

右に見える高架は磐越自動車道。

 

 

 

 

 

 

やがてR49に合流し、西(右)へ進む。

 

 

 

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