左に見えていた川が、右に見えるようになる。
「唐目貫(からめぬき)橋」とあるが、
地元の方は「ガラメキ橋」と呼んでいるとのこと。
ガラメキの語源は何だろうか?
「河原を歩く」?
奇岩が並んでいたが、明治末頃から
越後の業者が入り、石材として採取されてしまい、
異様な風景は消えてしまった。
甲石の集落である。
名を「不動片桟橋」という。
岸壁に張り出して幅員を稼いでいる橋だ。
こんな狭矮で、水田も作れない土地に
どうして集落が形成されたのだろうか?
甲石肝煎の二瓶家である。
縄沢集落の入口がある。
「なわさわ」かと思ったら「つなさわ」であった。
「つな」は「綱」だろ!と言ってももう遅い。
右に入るのが街道である。
越後街道はこの旧国道のさらに北側(右)を
通っていた、と資料にある。
これが越後街道なのだろうか?
確信が持てない。
すぐ先で旧国道に再合流している。
右に見える高架は磐越自動車道。