御斉所街道・仙石村柿ノ木平               [TOP] [MENU]

県道を300m程南下すると分岐がある。

左が街道なのだが、旧県道でもある。

やはり現道は直線で、十分に幅員もあり、

高速移動には適しているのだなー、

と実感させられる画像である。

 

 

しかし通って面白いのは旧道の方である。

そう言えば最近は路上で遊ぶ子供、というのを

見られなくなりましたな。

 

 

 

  

                     

昭和28年頃に現県道ができるまでは、

この道をバスが通っていたのだと言う。

当然、未舗装だったであろう。

 

 

 

 

 

ここ、蛭内集落には立場があった。

現道のバス停も「仙石立場」という。

 

 

 

 

 

 

現道と平行して南下していた街道も

ここで合流する。

 

 

 

 

 

と思ったら、またすぐに現道と分かれる。

 

 

 

 

 

 

 

仙石村は下総国・小見川藩の分領だった。

画像左の土手の上に陣屋が置かれ、

この地を支配した。

説明板と石柱が建てられている。

 

 

 

 

小見川藩というのも聞かない名である。

調べると、現在の千葉県小見川町にあった、

一万石の小藩である。

陣屋建築の際の費用、労働力は

領民の負担であったという。

 

 

 

陣屋のあるこの集落は「木戸脇」という。

小見川藩領の南北には木戸があったらしい。

バス停名も木戸脇だった。

 

 

 

 

 

そのバス停の少し先で現道に合流する。

 

 

 

 

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