御斉所街道・竹貫宿       [2006.01]            [TOP] [MENU] 

 

現在は商店街のような竹貫宿に入る。

この辺りに西の枡形があったのだが、

いくら探しても、全く痕跡は見つけられなかった。

 

 

 

 

西の枡形から2、3軒東に、

旅籠「山田屋」があった。

現在は建て替えられ、旅館業もしていないが、

昭和初期の建造と思われる「山田屋」は

現存している。

 

  

                     

ホテルでも旅館でもない、

「旅籠」という風情がなんとも良い感じだ。

「やまだ屋」という看板が今でも残っている。

 

 

 

 

 

宿場の中央、街道の南側に問屋があった。

現在は造酒屋「豊国酒造」になっている。

 

「超」という純米酒を買って飲んでみた。
いや〜、すっきり上品で、ふわりと酔いました。

 

 

 

 

さらに東へ進む。

この交差点の辺りに東の枡形があり、

右側に折れていた筈なのだが、

やはり痕跡が見つけられない。

道は直線に改修され、民家が建ち並んでしまった。

 

 

しかし、その民家の裏側に

枡形から東側が残っている。

民家が点在する田畑の中を、

ひょろひょろと進んで行く。

 

 

 

 

旧街道は県道のすぐ南側を

平行して東へ続いている。

古殿町役場の前を通る。

 

 

 

 

 

まだまだ続く旧街道。

しかしこの道、「歴史の道」では無視されている。

旧街道として取り上げられてはいないのだ。

旧街道は現県道に重なって図示されているのだが、

私はこちらが御斉所街道なのではないか、と思う。

ていうか、その方が面白いし(笑

 

 

やがて県道に接続する。

現在はクランク状になっているが、

当時は緩やかな曲線であったと思われる。

 

 

 

 

航空写真を見ると、県道の南側を平行して通る

細道こそが旧街道に見えて仕方がないのである。

 

 

 

  前に戻る        次へ進む→

 [MENU]へ戻る