水田の向こうの緑地に石碑群が見える。
どうやら古い墓地のようだ。
ここは「猫卵場」と呼ばれている。
読み、由来など全く不明である。
墓地の西側水田が、かつての街道跡らしい。
西へ伸びてゆく道に出る。
これが板谷街道だ。
すっかり宅地化しているが、
唯一、手前にある馬頭尊碑だけが
当時の雰囲気を伝えている。
近い将来、舗装されそうな雰囲気。
右に見える民家は矢葺家である。
「矢葺氏家系記」の石碑がある。
1855年(安政二年)の建立で、
江戸初期からの系譜が刻まれている。
その横に石碑群がある。
左奥に見える信号機はR115バイパスである。
おお、未舗装の道が見えているぞ!
ヤバい空気を感じるが、とにかく貴重な
未舗装道を進んでゆく。
車での通行も可能である。
旧R115と交差する。
かつての街道も、いまや路地裏と化している。
旧R115を横断してさらに街道は北上する。