町庭坂村に入る。
左の道は最近できたもので、江戸期には
ここは三叉路であった。
板谷街道は直進で、右(東)は笹木野経由で
福島城下へ行く「八島田道」である。
現在は県道310号庭坂福島線になっている。
通常、福島市内で「米沢街道」(当サイトでは板谷街道)と言えば、笹木野経由で庭坂へ通じる道を指す。
実はそちらが本街道であって、ここで紹介しているルートは脇街道なのである。(江戸極初期には本街道だった)
ここでは管理人の趣味で脇街道の方を紹介してきたが、ここで本街道と合流である。
この三叉路には道標がある。
現在は交差点の北東角に移設されている。
正面右に「右大森道」と読める。
正面左には「左福島道」とあるはずなのだが、
こちらはほとんど読み取れない。
さて、ここから七つの枡形を持つ
庭坂宿へ入る。
新町に入ってすぐ、左側に大きな屋敷がある。
由来は判らなかった。
(第一、第二の枡形)
ここを左折する。
(第三の枡形)
県道5号上名倉飯坂伊達線で、
通称「フルーツライン」と呼ばれている道である。
正面の道に入って行く。
画面中央の店舗は「角屋」という屋号を持つ。
(第四の枡形)