水戸街道・台宿                    [TOP] [MENU]

K230を南下する。

しかし、この県道は新設の道で、

街道は右側の崖の10m程上を通っていた。

現在は植林地になっており、非常に暗い。

ちょっと入る気にはならなかった。

 

 

 

さらに進むと崖上に通じる神社の参道があるので、

ここから旧街道に接近してみる。

石段を上る。

 

 

 

  

                     

参道は草刈りされた直後のようで、

刈られた雑草が散乱していた。

緩い坂を上ってゆく。

 

 

 

 

 

右に分岐らしい痕跡がある。

分岐には小さな祠も見える。

とりあえず直進してみる。

参道はここから右にカーブしている。

 

 

 

 

参道の下の斜面に平らな部分が続いている。

これが水戸街道だろうか?

斜面を下りると道形らしき線形が確認できた。

しかし、クモの巣だらけで、さらに藪蚊が多くて

早々に撤退した。

 

 

 

県道に戻り、1km程南下すると

八槻の次の宿場、台宿に入る。

大きな屋敷が建ち並んでいる。

 

 

 

 

家並の南端で県道は右にカーブしているが、

街道は直進していた。

 

 

 

 

 

 

直進する道は、現在でも残っている。

左の細道に入る。

 

 

 

 

 

細道に入ると、左奥に大木が見えてくる。

緩い坂を下ってゆく。

 

 

 

 

 

 

桜の大木の根元に「一里塚址」の石碑がある。

台宿の一里塚の痕跡である。

 

 

 

 

 

 

坂を下ると水田にぶつかり、

そこから現道は右に折れている。

しかし、これは街道ではない。

街道は圃場整備で消えてしまっている。

 

 

 

 

とりあえず右の道に入ってみる。

近代的な直線道は、見るからに街道とは違う。

街道はこの先で右に折れ、県道に合流していた。

 

 

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