もう2km位下りっぱなしだ。
これは日橋川が形成した河岸段丘なのである。
右に旧道が見える。
街道も同じルートを通っていた。
この箇所は旧道化してから舗装された。
この辺りの住所は「日知坂」という。
この坂道の名前ではないかと思われる。
カメラレンズメーカー・シグマの会津工場の前から
ここに入る。
何も標識がないので、見逃してしまいそうだ。
曲がってすぐに行き止まりになるのだが、
なぜか轍は右方向に付いている。
猪苗代第二発電所がある。
大正15年(1926)運転開始だけあって、
堰は石積みの重厚な造りである。
赤レンガ造りの発電所も現役で稼動中である。
このレンガ、東京駅のと同じ物だそうだ。
右から下りてきて左に下りて行く。
いよいよ最後の下りだ。
東電も管理してない。
しかし、車道として使用されていただけに
幅員は十分ある。
藪が濃いので、ここからは去春に撮影した
画像を使用する。
対岸に石積みの橋台があり、
河床には橋脚の基礎が残っているのが見える。
木橋が架かっていた痕跡だという。
対岸に見える道を右方へ進む。