奥州街道・本宮宿・北町→南杉田村         [MENU]へ戻る

安達太良川を越えると、本宮宿・北町に入る。

北町に入って100m程でクランクに曲がる。

(ここで左折して、すぐ先で右折)

 

 

 

 

クランクの北100m程、街道西側に、

北町本陣鴫原家があった。

現在屋敷跡に、当時門前にあった松と

明治天皇の休憩記念碑が建っている。

 

 

  

                     

さらに北上すると、枝沢川に突き当たる。

現在は橋が架かり、直進もできるが、

街道は上流(西・画面左)に迂回していた。

 

 

 

 

左折して100m程の地点に下枡形があり、

木戸があった。

現在枡形は無く、道は直線になっているが、

道路北側が鉤形になって残っている。

すぐ先で街道は右に折れ北上し、

そこで枝沢川を渡る。

 

 

その後は真直ぐな道が3km程続く。

しかし、街道は右側(東)の高い所を通っていた。

途中に石碑群が見られるものの、

道形は見当たらない。

この辺りにあった一里塚も痕跡すらない。

 

 

 

大江村から南杉田村に入り、

300m程北に進んだ所に分岐がある。

直進の切り通しは新道で、街道は右側の道。

 

 

 

 

県道旧道は、左にカーブしながら

緩やかに下って行くが、街道は急坂を下り

県道の一段低い所を通っていた。

現在も細長い畑として残存している、

ガードレールの下の段が旧街道である。

 

 

 

これを温石坂(おんじゃくざか)と言う。 [2007.07] 

温石坂は1688年にも急勾配の解消のため、ルートが付け替えられたとのこと。

旧街道の下の段にある細長い畑が、その旧々街道であろう。 [2014.07] 

 

やがて旧道は新道と合流する。

その一段下(右側)の畑が奥州道。

合流点の先に一里塚があったが、

今では痕跡すらない。

 

 

 

 

南杉田宿・中心部の町並み。

ここを左に入ると八幡神社がある。

この北角にあるのが名主・大内家である。

 

 

[MENU]へ戻る

前に戻る        次へ進む→