その先は未舗装で、急に狭くなっている。
すぐに石碑と説明板がある。
七夜桜の歌碑である。
七夜坂の名前の由来となった。
よく整備されていて、道を見失う事は無い。
しかし、誰が何のために?
自治体から予算でも出るのだろうか?
明治期に電力会社が街道に沿って電柱を建て、
廃道化した後も「保線ルート」として
なんとか街道が生き残ったのではないか。
ここで街道は消滅している。
すぐ右下をK355が通っているので、
そちらに迂回する。
街道はK355と平行して西側を通っていた筈。
右に見える細道が街道である。
この道もかつては国道だったらしい。
現道は線路に沿っているが、
実は街道の一部は築堤の下敷きになった為、
消失している。
狭い坂道を上ってゆく。
左の石垣は「木登り地蔵」の境内。