奥州街道・八丁目宿                    [TOP] [MENU]

 

水原川を越えてすぐ左側。この辺りに

天明根村名主兼検断の遠藤家があったのだが、

現在は見当たらない。

 

 

 

 

 

八丁目宿・中町の町並み。

古い家や土蔵が散見される。

 

 

 

 

  

                     

真っ直ぐな町並みは300m程でT字路になる。

左の鳥居は稲荷神社で、境内には

松川村・道路元標がある。

奥州道は右折である。

        

 

 

  この分岐は米沢街道の起点でもある。

  左(西)に曲がり、大森、庭坂を経由し板谷峠を越えて米沢城下に至る。

  歴代米沢藩主も参勤交代の折、このルートを利用した。        板谷街道へ行く>

 

右折すると八丁目宿・本町に入る。

商店街の各店は屋号を店名にしている。

 

この辺りに馬宿・赤浦屋があった。

その建物は現在、川崎市の民家園に移築され、

神奈川県の文化財に指定されている。 こちら

この一件が、福島市にも民家園ができるきっかけになった。

 

すぐにT字路になる。

正面にガソリンスタンドが見えるが、

ここが八丁目宿本陣の桜内家である。

GSも桜内家の経営で、裏に邸宅がある。

チラリと屋根が見えている。

ここを左折(北)する。

 

 

K52・K114共用区間を北上する。

左に広大な敷地の邸宅がある。

検断兼問屋の植木家である。

ここに高札場があった。

奥に見える青看の所を右折する。

 

 

右折すると八丁目宿・石合町に入る。

やがて分岐がある。左(北)が奥州道で、

右(南)が相馬へ向かう道である。

本街道たる奥州道と、脇街道の米沢街道、

相馬街道が交差する宿駅として、

八丁目宿は大変賑わったのであった。

 

この分岐に、道標を兼ねた六地蔵がある。

風化で文字が消えかかっているが、

なんとか「是従南相馬道」と読めた。

「是従西北福島」の文字は判読不能であった。

 

前に戻る        次へ進む→

[MENU]へ戻る