急坂であったが、現在は切り通しになっている。
深いS字型カーブの珍しい線形だ。
そこが小枝町で、ここは宿駅ではない。
小枝町の北端で鉤型に左折する。
人工的なクランクのルートである。
常夏川を越え、また鉤形に曲がると・・・。
南北に真っ直ぐ730m続く。
赤津村道路元標がある。
現在は空地になっており、
依然あった農協の倉庫だけが、
空地の奥に残されている。
広大な敷地であったことが窺える。
街道正面に緑の丘が見えてきた。
現在は館山公園として整備されている(藪だが・・・)
街道はここを右折して丘を回り込んでいた。
明治になり丘は切り通され、ショートカットできるようになった。
現在国道は左折している。
この細道が街道である。