白河街道・赤津宿                     [TOP] [MENU]

福良の一里塚の先は、小枝坂と呼ばれる

急坂であったが、現在は切り通しになっている。

深いS字型カーブの珍しい線形だ。

 

 

 

 

 

小枝坂を下ると鉤形に右折する。

そこが小枝町で、ここは宿駅ではない。

小枝町の北端で鉤型に左折する。

人工的なクランクのルートである。

常夏川を越え、また鉤形に曲がると・・・。

  

                     

赤津宿に入る。

南北に真っ直ぐ730m続く。

 

 

 

 

 

 

街道西側の大きな屋敷の前に

赤津村道路元標がある。

              拡大してみる

 

 

 

 

 

街道中央東側には問屋があった。

現在は空地になっており、

依然あった農協の倉庫だけが、

空地の奥に残されている。

広大な敷地であったことが窺える。

街道正面に緑の丘が見えてきた。

 

 

赤津宿北端の丘には、中世鞍馬城があった。

現在は館山公園として整備されている(藪だが・・・)

街道はここを右折して丘を回り込んでいた。

明治になり丘は切り通され、ショートカットできるようになった。

現在国道は左折している。

 

 

 

 

 

「飯豊山」「湯殿山」などの石碑が並ぶ

この細道が街道である。

 

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