相馬街道・稲場                     [TOP] [MENU]

ここは気が付きにくい。

現道をショートカットする細道が、

一軒の民家の裏を通っている。

これが旧街道なのである。

だだし、この導入部は現道開通後に

掘り下げられたように見える。

 

 

民家の玄関先からは、

狭いながらも舗装されている。

 

 

 

 

  

                     

坂を下って現道に合流する。

 

 

 

 

 

 

 

ここは更に気が付きにくかった。

現道から少し離れた所に石碑群がある。

なぜあのように奥まった所にあるのだろうか?

 

 

 

 

 

どれだけの多くの旅人が、

どんな思いでこの前を通り過ぎて行ったのか。

何も答えてくれない。

 

 

 

 

 

現道から左に入る道は、

一軒の民家に通じるだけで、

街道とは思えない。

しかし石碑群は、この生活道の方に

近い位置にあるのだ。

やはりこの道はあやしい。

入ってみる。

 

上画像に見える、黄色い物置の対面を見る。

畑の中を通る細道が、

切れることなく奥まで続いている。

私の勘が正しければ、ここしかない。

これが相馬街道なのだろうか。

進入する。

 

 

 

 

現道と平行して東進する。

作業道にしか見えないが、

どうもオーバースペックっぽいのだ。

 

 

 

 

 

あれ?

畑の端っこで藪になって終わりかな?

やはり、これは街道ではなかったのか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

抜けてる!抜けてるよ!

しかも超ミニサイズの切り通しになってる。

作業道にこんな切り通しはあり得ない。

やっぱり街道だったんだ!

 

 

切り通し内は、ひと一人分の幅員しかない。

かつてはもっと広かったと思われるが、

今は畑仕事専用道なので、

これで十分なのであろう。

 

 

 

 

急な坂を下って舗装道に出る。

 

舗装道を下るとすぐに現道なのだが、

この舗装道も興味深い道だった。

 

 

 

 

勾配が16%って凄くないですか?

しかし今回は寄り道せず、

坂を下って現道に合流するのであった。

 

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