米沢街道・大塩宿→桧原宿     [MENU]へ戻る

林道をくねくねと登って行きます。

しかし、街道は直線ルートで重なってません。

やがて、大塩の一里塚(八丁壇の一里塚)に出ます。

説明板の奥の樹林の中にあります。

林の中に入って、よ〜く見ないと判りません。

               よく見てみる

 

 

上り坂が緩やかになってくるあたりから松並木が続きます。

これらは、江戸時代当時のものです。

太く高くそびえる松に圧倒されます。

               説明板を見る

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐ先に最初のピーク、大塩峠(萱峠)があります。

ここには昭和初期まで茶屋がありました。

林道の上に茶屋跡があるとのことなので

行ってみます。

                 説明板を見る

 

  

                     

道形らしきものはあるのですが、

茶屋跡は判別できませんでした。

また、墓地があるらしいのですが

見つかりませんでした。

              

 

 

 

峠を下ると大塩川を渡ります。

ここに欄干のない橋があります。

境橋といって、大塩村と桧原村の境界でした。

 

 

 

 

今は廃屋しかない中ノ七里の手前に

中ノ七里の一里塚がありました。

昭和50年に両方とも壊されました。

会津から米沢までは十四里あり、

その中間にあるので、この名が付きました。

この標柱、2002年夏までは立ってました。

 

 

中ノ七里の先の坂を上り詰めると

もう一つのピーク、蘭(あららぎ)峠に出ます。

この近辺は拡張工事や切通しで

旧道の面影はありません。

しかも、無理な工事の影響で

毎年のように、土砂災害が発生しているようです。

 

 

明治21年に磐梯山が爆発し、川がせき止められ、

桧原村は水没。桧原湖になりました。

街道は、湖に向かって真っ直ぐに延びてました。

湖に沿って、喜多方・北塩原線が通ってますので、

こちらを進みます。

 

 

 

道路下に、大山祗神社があります。

渇水期には鳥居と当時の杉並木が

湖底から現れます。

船から、水中に立つ鳥居が見えるそうです。

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