日本硫黄林用軌道2 (猪苗代町)   2009.03        [TOP]  [寄り道]  [廃線Web]

   
  「また来るぞ」と宣言してから3年。 やっと再訪する機会を得られた。
  しかし、訪れる時期が少々早かったようで、結局は積雪のために撤退することになった。
  その「惨劇」を前回訪問時の写真と並べて比較してみようと思う。
  上段が2006年10月、下段が2009年3月である。
 

2014.10


 

 

 

 

 

 

 

前回レポで「製材所の跡ではないか」とした平場の脇に、

林用馬車軌道跡への入り口がある。

さすがに標高1000m近いところらしく、予想よりも残雪が多かった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

残雪の深さは50cmくらいだろうか。

雪は固く締まっており、これならなんとか歩けそうである。

何人分か、先客の足跡もあった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

すぐに切り通しへ到達。

元々浅い切り通しが、雪でさらに浅くなっている。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

木橋が見えてきた。

積雪で壊れたりしてないだろうか。

やや急な下りになるので、雪の上を慎重に歩く。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

木橋は壊れてなかった。

相変わらず「く」の字に曲がり、中央部が凹んだ姿でそこにあった。

日当たりが良いからか、橋の上だけ雪が溶けている。

しかし、対岸の残雪は多く、壁のように立ちはだかっている。

今日のところはこの辺りまでか・・・。

橋の中央まで行き、そこで撮影したら帰ることにした。

 

 


どうやら私は雪が溶けて床面が見えていたことで油断してしまったようだ。

橋の上は「残雪」ではなく、「氷」であった。

欄干が片側しかなく、しかも勾配があるため、ただでさえ危険な橋なのに、

私はうっかり氷に乗ってしまい、ツルッと仰向けに転んでしまった。

必死で欄干にしがみついた為、雪解けの沢に転落、、、という最悪の事態は免れた。

 

 

脇腹とお尻を打ったが、

こんな所にアタマから落ちなくて、本当に良かった・・・。

いろいろと反省しつつ退散。

 

 

 

 

 


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