大槻飛行場工事用軌道 (郡山市) 2016.01 [TOP] [寄り道] [廃線Web]
郡山第三海軍航空隊・大槻飛行場を建設する際に敷設された工事用軌道である。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
「飛行場建設の際、必要な石材を葉山の石切場から運搬するために軌道を設置した」、との記述に偶然遭遇。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
場所の特定と、軌道跡の現状を確認すべく、古い航空写真から探してみると、 | |||||||||||||||||||||||||||||||
確定はできてないが、それらしい線形を見つけた。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
「国土地理院」より引用・加工 |
2016.11追記 | ||||||||
|
||||||||
|
||||||||
さて、このレポートの元ネタとなった「大槻町の歴史」(P107)には、もう一本敷設された軌道に関する記述がある。 | |
「建設石材運搬のための軽便軌道が、須賀川江持から大槻飛行場建設現場まで敷設された」、とあるのだ。 驚きである。 | |
須賀川〜大槻間は直線でも十数kmあり、途中には山もあれば谷もあるし、さらに、大きな川をいくつか渡らなければいけない。 | |
事実であれば、かなりの費用が掛かった大工事であったと思われる。 | |
しかし、ちょっと信じ難いので詳細調査はしていない。 | |
「大槻飛行場専用鉄道」へ続く |