国道118号線・旧道 鳳坂峠12 (天栄村) 2005.05  [TOP]  [寄り道]  [廃道Web]

 

 

 

 

 

 

 

 

崩落地点の道床はぬかるんでいる。

車で入れるのはここまでだ。

 

 

 

 

 

 

崩落地の先の法面からは清水が湧いていた。

そして、その法面の上には、なんと人家があった。

すでに無人となって久しいようで荒れるがままになっているが、

天井が崩れたのは最近のように見えた。

周囲を見渡したが、接近ルートは見つけられなかった。

あそこまで登って行く元気もないし・・・。

 

 

 

 

人家の下で道は左にカーブして行く。

地図や航空写真を見ていてずっと気になっていたのが、

「沢をどう越えているか」であった。

その謎が今、明かされる。

 

 

 

 

砂利道と一体化してしまって判別し辛いが、藪に埋もれる欄干でそれと判る。

これが旧県道に架かる橋である。

幅員はさすがに二車線分あるようだ。

 

 

 

 

 

下流側より橋の全体像を見る。

膝下ほどの低い欄干。

橋台、橋桁共にコンクリート製だが、護岸部分は古めかしい石積みだ。

 

 

 

 

 

上流側の欄干を見る。

親柱は四つともなく、詳細は不明。

元々なかった可能性もある。

 

沢名に頼れば八木沢橋ということになろうか。

 

 

 

上流側の欄干の状況。

橋桁の上に積もった腐葉土の層から養分を摂取しているのだろうか?

なんとも凄まじい生命力に驚くほかない。

 

 

 

 

 

橋のすぐ先はT字路になっていた。

旧道は左、右は林道のようだ。

 

 

 

 

 

 

ちょっと林道の方を先に見てみる。

 

 

 

 

 

 

 

先ほどの橋の上流部で林道と八木沢は交差していた。

正真正銘の「平面交差」だ。

沢の先にも轍があるのが見える。行くんだねぇー。

四駆乗りにはたまらん状況だね。

これは後の楽しみにしておこう。

旧県道に戻る。

 

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