国道118号線・旧道 鳳坂峠6 (天栄村)     [TOP]  [寄り道]  [廃道Web]

 

  <B地点> 2004.11

 

 

 

 

 

 

 

B地点にも、Aと同じような遺構がある。

近代的な切り通しの外側には旧道あり、だ。

 

 

 

 

 

ここもガードレールが設置されていない。

代わりに、ゴミ不法投棄禁止の看板が立つ。

これも廃道では定番アイテムである。

進入する。

 

 

 

                     

ちょっとした笹薮の土堤を越えるとすぐに道床が現れる。

かなり長い期間放置されているはずだが、意外なほど状態は良い。

 

 

 

 

 

 

まさか除草などの管理が成されているとは思えないが、道床は鮮明である。

車の通行により地盤が固められた影響で、植生が抑えられているのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

路肩に見つけた境界標柱。

「福島県」かと思ったら、なんと「農林省」とあった。

これは初めて見る。

林道だったら「営林署」とか「山」とかだと思うのだが。

 

 

 

 

 

 

すぐに国道に戻る。

接続部分には土が盛られており、車の進入を防ぐと同時にこの廃道の存在を隠している。

 

 

 

 

 

 

国道に脱出し振り返る。

ここを通過する際はチラッと見てやってください。

 

 

 

 

 

 


  <C、D地点> 2005.04

 

 

 

 

 

 

 

前方に「羽鳥トンネル」が見えてきた。

トンネル前から左に入る旧道は廃止後間もないので知られているが、

トンネル右側にも旧道がある。

画像右に、その入り口が写っている。

 

 

 

 

これが、その入り口なのであるが、

探索時の私は、これを「C」だと勘違いしていた。

帰宅後、実は「D」であることに気が付いたのだった。

林道のように見えるが、旧県道である。

 

 

 

一定の通行量があり、また管理されている様子すら窺える。

なんとか二車線分の幅員もありそうだ。

 

 

 

 

 

 

この先を左に曲がった所に墓地があり、道路はそこで途切れていた。

今でも道がきれいなのはお墓参りをする人がいるからのようだ。

旧道はさらに直進していた筈だが、すっかり藪に覆われていた。

 

画像右側に写る黒い線が、実は「C」だったのだ。

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