次々に現れる道路遺構に旧国道１２１号線・非道隧道３ （下郷町） 2004.11 [TOP] [寄り道] [廃道Web]
次々に現れる道路遺構に
興奮が収まる暇がない。
コンクリートで補強された路肩と
そこに残る車止め。
片桟橋ではないようだ。
この光景を見て当初は、非道隧道の痕跡か？
と思った。
しかし、路上にあるのは隧道下部ではなく、
人工的に盛られた土の小山だった。
さらにその奥。
旧道左側の路肩に、突然こいつが現れる。
朽ちた吊り橋である。
木製の橋桁が僅かであるが、未だ残存している。
阿賀川対岸の集落に、錆びたワイヤーだけが
繋がっている。
車・・・渡っていたんだろうな・・・。
吊り橋の少し上流にあるのがこれ。
発電所用の水路橋である。
かなり古いように見えるが現役である。
取水口から５ｋｍ北にある湯野上発電所まで送水し、
そこから４０ｋｍも離れた喜多方市にある昭和電工まで送電している。
[2007.08]
対岸から水路橋を見る。
きれいなアーチ橋であった。
水道橋を左に見て、すぐ先の状況がこれ。
あっ！ あああああっ！
冷静になるまでちょっと時間ください。
とにかく濃すぎるんですよ、ここ。