国道49号線旧道・小出峠1 (西会津町) 2004.10   [TOP] [寄り道] [廃道Web]

  <下野尻から端村まで>    [参考図]

下野尻を通る旧R49=K338を西進。

群岡小学校西側に北に入る小道がある。

どうやらこれが会津三方道の痕跡らしい。

ネコに睨まれつつ進む。

 

 

 

明治の馬車道らしい草の道を進む。

校庭の西側を進むとT字路になる。

ここを右折する。

 

 

 

 

                    

校庭の北側を東進する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集落内でまたT字路になり、

ここを左折する。

 

右折すると旧R49=K338に出るのだが、

もしかすると、この道が三方道の可能性がある。

 

 

 

これが旧R49=K338から見た

上記の道なのだが、ここのバス停の名前が

端村別」(はむらわかれ)なのだ。

古くからある分岐と思われる名だ。

 

 

 

さて、集落内をどんどん北上してゆく。

 

 

 

 

 

 

 

集落を抜けると道は左にカーブしている。

 

 

 

 

 

 

このカーブは大正3年(1914)に開通した

磐越西線により切られたための迂回路で、

三方道はここを直進していた。

その名残りだろうか。

現在でも電線だけは直進している。

三方道に沿って電柱が立てられていたのかも知れない。

 

 

 

 

迂回路を進む。

線路に沿って坂を下ると踏み切りがある。

端村へはこの踏み切りを渡る。

 

 

 

 

 

磐越西線の築堤の東側に沿って北上。

奥に見える分岐を右折する。

この手前で小川を渡るのだが、

線路部分は暗渠になっている。

 

 

 

 

この暗渠が石造りでレンガ巻きなのだ。

開通当時の建造だと思われる。

本題とは関係ないが、暫し観察する。

 

 

 

 

 

植林地に入った所で振り返る。

この辺りで三方道と合流していたはずだ。

そしてこの小川には橋が架かっていたという。

近年までその残骸が残っていたとの事だが、

現在は見られなかった。

 

 

この植林地を抜けると、

端村集落の入り口である。

 

 

 

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