旧国道49号線・郡山〜いわき6 (郡山市田村町) 2007.01 [TOP] [寄り道] [廃道Web]
ここも旧国道は川に沿っており、
小野新町への分岐は集落の中にあった。
現道は直前で川を渡るが、旧道は川を迂回していた。
左の白い立て看板が立っている所が旧道の入り口である。
十分2車線はありそうだ。
やはり昭和32年の地形図では現役の道だ。
樹木がなく、笹の高さが揃っているのは
定期的に除草されているからであろう。
直進する道は新しいバイパス道で、それまでは左が国道であった。
現在は右がいわき方面、左が小野方面の分岐になっている。
路肩の緑地の向こうに、旧道の痕跡が見える。
しばらく進む。
以前はここが、いわき・小野の分岐点だったのだ。
白看があったに違いない。
小野方面から来て、いわき方面へ向かう大型ダンプが頻繁に通り、
その度に民家の敷地内へ避難した。
アスファルトの厚みで、ほとんど親柱が埋もれてしまっている。
コンクリートの桁で補強されている模様。
竣功年を見ると、なんと昭和ヒトケタ!!
「昭和参年七月」とあった。(1928)
見た目以上に古いコンクリート橋であった。
「参」というのも珍しい。
現国道との規格の差が歴然だ。