鮎滝渡船場跡4 (福島市 阿武隈川) 2004.04  [TOP]  [MENU]  [寄り道]  [廃道Web]

岩場にはゴルフボール大の穴が開けられた

大きな石が二つあった。

舟繋石である。

ここに綱を通して、舟を係留したわけだ。

 

 

 

 

人の手により、ノミと鎚で穿たれた穴だ。

何百年も前の手仕事の痕跡である。

 

 

 

 

 

                     

もう一個はやや内陸側にある。

増水時用の舟繋石なのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

確かに貫通してますな。

当たり前の自然現象なのだが、

面白いので撮ってしまった。

 

 

 

 

 

遠い昔に開けられた穴から

遥かな未来が見えるような・・・。

と、柄にもない事を書いてみる。

 

 

 

 

 

いつもの事だが、こういう場所は立ち去り難い。

春の柔らかい日差しの中、ボーっとしていたい。

流れる川を見ていたい。

・・・・・・・・・・・・・・・。

対岸の様子も気になる。さあ行こうか。

   ←前へもどる      次へ進む→

     [TOP]  [MENU]  [寄り道]  [廃道Web]