伏拝坂5 (福島市)   2004.03   [TOP]  [MENU]  [寄り道]  [廃道Web]

 

またまた旧R4に戻る。

少し北進すると、今までより低い位置に

段差があるのが見える。

行ってみる。

 

 

 

 

左には法面らしき斜面があり、

足元の平面は奥に伸びている。

笹薮を歩いて行くと・・・。

 

 

 

 

                     

突然視界が開ける。

笹が刈り払われ、なぜか藁束が積まれてある。

道路跡というより、広場の様相である。

奥の藪の左側が通路になっているようだ。

進む。

 

 

 

左の土手の上に神社が見えてきた。

地図にも示されている稲荷神社だ。

 

 

 

 

 

 

笹の回廊を抜けると、旧R4に飛び出す。

神社への階段の脇に出た。

旧R4の向こうに見える緑地も

かつては道だったのではないだろうか。

 

 

 

 

R4に出て北側を見る。

丘陵の麓に集落があり、斜面には桑畑が見える。

あの丘陵の中腹を旧道が通っていたはずなのだが、

今自分がいる地点は低い。

これまでの探索を全て否定するかのような現実に

自失呆然とする・・・どうする。

 

 

あても無く斜面を見上げながら旧R4を進む。

やや高い所に「段差」を見つけてしまう。

前後が全く繋がらないこの段差を

「旧道跡」と呼ぶのは早急な気がする。

まずは上ってみる。

 

 

 

斜面に刻まれた細長い平面部分がある。

視線を移すとそこには・・・。

 

 

 

 

 

 

あの赤い標柱が、ここにもあった。

ますます判らなくなってきた。

明治の新道はどこなんだ!

 

 

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