猪苗代森林鉄道 (08 川上温泉1) 2004.06 2005.10修正 [TOP] [寄り道] [廃線Web] [プロローグ]
軌道は国道の西側(画像右)を通っていた筈だが、
今は深い藪の中で接近不能。
前方に集落が見えてきた。川上温泉である。
レールを探してみる。
上の画像から左の道に入り、青沼のほとりを通過。
画像右奥に流れる小川に行く。
ベニヤ板や廃フェンス製の「橋桁」が
半分水没しかかっている。
[2005.09]
一本の廃レールなのである。
こちら岸の先端は水中にあるので、
対岸に渡って確認する。
[2005.09]
単なるH鋼じゃないことを確認したいのだ。
そして、この上を何度となく通過した
気動車や貨車の列を想像するのである。
[2005.09]
いいなー。
[2005.09]
[製材所跡]
昭和10年(1935) 川上地区に製材所を設置。
これにより併用軌道が多く、猪苗代町の中心街を通っていた
川上〜猪苗代間が廃止された。
また同時期にガソリン機関車が導入され、
それまでの馬車は廃止された。
ここに製材所ができたため、原木を猪苗代駅まで
運ぶ必要がなくなり、併用軌道が多かった
ここから駅までの区間は廃止された。
国道西側にある民宿の北側に広場があるが、
[2005.09]
あの裏側を軌道が通っていた。
今ではすっかり藪に覆われており、
道床は確認できなかった。
[2005.09]
これが関東ぶな材工業・川上工場の
貯木場跡である。
[2005.09]
ここに製材所があった。
藪の中にコンクリートの構造物が散見できる。
[2005.09]
木材を強制乾燥させるための
ボイラー室の跡とのことであった。
[2005.09]
併用軌道になっていた。
ちょうどトラックが見える辺りが合流点である。
道床は確認できなかった。
道なりに南下する。
[2005.09]
大谷地あたりで怪しげな物を見つける。
県道に沿った緑の道・・・軌道跡だろうか?
単なる農道の可能性も拭えない。
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