猪苗代森林鉄道 （09 猪苗代町内２） 2004.06 [TOP] [寄り道] [廃線Web] [プロローグ]
旧R115を南下すると、
途中から県道２０４号猪苗代停車場線になる。
軌道は車道の左側を通っていたらしい。
県道を南下するとY字路がある。
[D地点]
左が旧R115で、県道は右。
軌道も右で、駅に向かう。
駅へ向かう、真っ直ぐな停車場線。
軌道の痕跡は全く見られない。
それにしても駅前だというのに、
ほとんど車や人の往来が見られない・・・。
[E地点]
奥に駅舎が見えてきた。
軌道はこの辺りから左に折れ、
現在、白い建物が建っている敷地を
斜めに横断していた。
ここで軌道跡は完全に姿を消す。
白い建物の向こう側に回る。
軌道跡ではないが、近い場所に
細い路地があるのでここに入ってみる。
路地に入る。
宅地として開発されている。
左に電柱が建っているが、その左側に注目。
民家の敷地内に錆びた鉄柱が建っている。
よく見ると、それはレールであった。
しかも細い。
不動滝探勝路の西ルートで見つけた物と
同じもののようだ。林鉄の遺物であろう。
庭の柵として転用され、ずらりと並んで立っていた。
細い路地を抜けると、
猪苗代駅前のタクシープールに出る。
この辺りにあった土場（貯木場）が猪苗代森林鉄道の
終点である。
それらしい痕跡は何も残っていなかった。
「山にはたらく」という本に貯木場の写真があったので
引用させて頂く。
東を向いて撮影されたと思われる。
右側に磐越西線、奥にうっすら見えるのは川桁山だろうか。