国道252号線・旧道1 (三島町)   2004.11   [TOP]  [寄り道]  [廃道Web]

 

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江戸期、只見川沿いを通る街道は

沼田街道と呼ばれた。

川沿いの緩やかなルートだが、

途中にある駒啼瀬峠こまなかせとうげ)は

「馬泣かせ」の難所であった。

馬車道にも改良されず、

現在でも当時のまま残っている。

 

現在、峠道の一部は

県道366号滝谷桧原線になっている。

「三島町駒啼瀬」の標識に萌える。

 

 

 

 

県道は国道252号線に合流し、

駒啼瀬トンネル、川井トンネルと

二本のトンネルでかつての難所を貫いている。

駒啼瀬トンネルの北坑口は

長大なスノーシェッドで覆われ、

坑門を見ることができない。

 

・・・・でも見たい。

本題と全く関係ないが見てみたい。

「駒啼瀬」と書かれた扁額を見たいではないか。

北坑口は無理っぽいので、

南坑口に藪を漕いで接近する。

(駒啼瀬、川井間もスノーシェッドで覆われている。
どうしてここにガードレールがあるのだろうか?)

 

これが駒啼瀬トンネル南坑門の扁額である。

本懐を遂げることができ、自己満足に浸る。

「鳴」なのか「啼」なのか、も確認したかったのだった)

 

 

 

 

これは、川井トンネルの南坑門。

 

 

 

 

 

 

駒啼瀬トンネルと同時に完成したのであろう。

坑門も扁額もそっくりである。

 

 

 

 

 

 

竣功は1971年(昭和46年)。

それまでは旧道を通っていたことになる。

廃されてから30年か・・・上等だ!

次回、いよいよ旧道へ。

 

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