道具の話17・焚き火台と廃な本   2015.09     [TOP]  [物欲]  管理用


     

三才ムック Vol..821

 

 

2015.09

 

fam Autumn Issue 2015

  「fam Autumn Issue 2015」付属 ミニ焚き火台  三才ブックス
  ある夜、ネットを徘徊していたところ、「famという雑誌に、付録でミニ焚き火台が付いてるぞー」との情報を目撃する。
  写真を見るとステンレス製の組み立て式で、しかも Columbia × SOTO という凄いダブルネーム!
  既に購入した人の話によると、雑誌付録にありがちな、ちゃっちい出来ではないとのこと。 おおお〜、物欲の血が騒ぎますな。
  しかもつい先日、「道具一覧5・ネイチャーストーブ」を作成したばかりだったので、そのタイミングの良さに驚いたり喜んだり。
   
  例によってAmazonで探すが、既に売り切れ・・・。 書店で探すしかなさそうだが、「まだあるかな・・・」、と不安になる。
  翌日、TUTAYAに行ってみると、どっさり平積みになってました。 ふぅ、ひと安心。 本日入荷だったのかも知れない。
  一人で2、3冊買う人もいたようだが、私は1冊だけ。 880円のお支払い。
  後で知ったのだが、通販サイトや書店に予約が殺到してたんだそうだ。
   
  裏表紙全面で付録の宣伝とは気合が入ってますな(笑)
  アウトドアの棚に置いてあったので、そういう雑誌なのかと思ったら違った。
  『おしゃれが好き。遊びが好き。子どもも好き。 そんな現代的な3040代に向けたグッズ&ライフスタイル誌「fam」』、、、だとさ。
  「ライフスタイル誌」ってのがどんな本なのか分からんけど、まあ、私には全く縁がなさそうな世界っぽい。
  これが創刊3号目で、今回はアウトドア特集ってことで焚き火台を付録に付けたらしい。 太っ腹で有難いっす。
  「代わりに本誌内の記事でColumbiaとSOTO商品のガンガン宣伝をしますよ」、ということなのだろうが、
  そこまで訴求力がある雑誌なのかは不明。 fam(ファム)なんて雑誌は今回初めて知ったなあ。
  それもその筈、年に1、2冊ペースで出版されてる雑誌だった。
   
  そんな訳で、本はチラ見する程度でさっさと終わり。 内容について特に言うこともなし。 本題はミニ焚き火台である。
   

  <重版決定!>

「三才ブックス」によると重版が決定したらしい。(9/10のfacebook

店頭に並ぶのは10月下旬以降で、予約も可能。

Amazonでの予約も間もなくできるようになるとのこと。

もちろん、"本命"のミニ焚き火台も再生産して付属するので、

ヤフオクやAmazonで転売屋に高いお金を払って買うことないですよ。

<追記> 11月中旬、店頭に並んでました。

 
    fam Autumn Issue 2015    
  パーツ構成は、台形の側板が4枚、底板が2枚の合計6枚。
  側板には4枚全てに「Columbia × SOTO」の刻印が入っている。 そう、"印刷"ではなく、"刻印"なのである。 これ重要。
  底板は2枚とも大きさが同じで、双方に「MADE IN JAPAN」と刻印されている。 これも重要ですな。
   
  各パーツの仕上がりは丁寧で、精度も高そうだ。
  この辺りはさすが日本製である。
   

   
       
  組み立てにはややコツが要る。
  側板に結構なテンションが掛かるので、力づくでは疲れるだけでカチッと入らない。 分解も同様。
   
  完成するとこのサイズ。 いやー、小さいです・・・。 100円ライターとほぼ同じ高さ。
  トランギアのアルストなんて、とてもとても収まりません。
  作り自体はかなりしっかりしており、重いナベにも耐えられそうだが、仕様では2.5kgとされている。
  底板は1枚だけでもイケそうなので1枚抜いてみたら、思ったよりぐにゃっとヤワな感じになってしまった。
  まあ、焚き火をしたり、小さなクッカーを載せるくらいなら大丈夫そうかな。
 

つづく


   
<燃やしてみた>  
風の弱い日を選び、庭で焚き火をしてみた。

底板は穴あきの方を一枚だけ。

ブロックが焦げないよう薄い石板を敷き、念のため濡らしておく。

   
数日前に剪定した枝がいい具合に枯れていたのでこれを拾い集め、

適当な長さに切って焚き火台に投入。

風は弱いのに、マッチがすぐに消えてしまうので、

結局ライターで着火した。

   
火が点くとすぐに燃え上がり、そしてすぐ燃え尽きた。

早い・・・あっという間だ・・・。

しかいまだ熾き火が残っているようだったので、

枯れ枝を補充して息を吹きかけたら、また燃え上がった。

どんどん補充しないと消えてしまうので忙しい。

「のんびりと焚き火を楽しんで ----」、なんて余裕はないな。

調理どころか、湯沸しすら無理っぽい。

   
完全燃焼して真っ白な灰に、、、とはならなかったが、跡形なく燃えた。

濡らした石板も、熱ですっかり乾いてしまった。

火力が弱まると、小さい割には結構な量の煙が出るので、

住宅地では遠慮した方が良さそう。

火遊び時間は5分ほどであった。

   
冷めるのを待って分解し、タワシでゴシゴシ洗う。

灰や煤は落ちたが、内側は真っ黒なまま、ほとんどきれいにならず。

焚き木が生乾きだったせいか、焦げた樹液がべっとり付いた。

う〜ん・・・まあまあワイルドな面構えになったかな。

後で気付いたのだが、底板が少しだけ反っていた。 弱いなあ。

炭火の高温に耐えられるのだろうか?

またやりたいけど、場所を選ばないとな・・・。

 

つづく、かも

   

           
  ソト(SOTO) ミニ焚き火台 テトラ ST-941       ソト(SOTO) ミニ焚き火台 ヘキサ ST-942
まさかの商品化!(笑)
 
それほど好評でもなかったような気がするけど。
   
さらに、6枚タイプも!(笑) 
組み立てが、超面倒くさそうで泣ける(笑)
 
バーゴのヘキサゴンに対抗したのかな?
           

             
  /
             
  DUG(ダグ) フォールディングメタストーブ DG-1700
 
WILD-1に行ったら、これが処分価格で置いてあったので購入。
定価1300円が498円だもの、買うよね。
何の装飾もない白い箱に、値札と「MADE IN CHINA」のシールが貼ってあるだけ。
商品名なんて手書きだもんなあ。
中にはナイロンケースに入った本体と、日本語の取説が付属している。
   
 
ベルクロの取り出し口を開けて、ビニール袋に入った本体を取り出す。
fam付属のミニ焚き火台と違い、ヒンジで繋がっているので組み立ては簡単。
素材が薄いのでよくしなるが、組み立て分解を繰り返してるうちに変形しそうだなあ。
左上にある丸いのが受け皿で、ここに固形燃料を乗せて着火する。
 
切断面は研磨処理してないので、刃物のように鋭い。
これは後で削って均してやろう。
   
サイズはfamのと同じくらいなのだが、 
DUGのは受け皿の代わりにトランギアのアルストを装着できるようになっている。
でも、まだ持ってない。 買わなくちゃ・・・。
その前に、まずは固形燃料で試してみるか。
本来は「メタストーブ」だからね。

つづく

 
たぶん同じ ポケットストーブ 固形燃料 ドイツ軍用・放出

<追記1>  2018.03
ついに買ってしまったトランギアのB25を早速装着してみたところ、
かなり緩めできっちり固定できない。
メタストーブを組み立てた状態で放置しておいたら、風防にクセが付いて膨らんでしまったようだ。
クセさえ直せば、と弄ってみたが、やはり緩い。
そこでサイズを測ってみたところ、メタストーブの受け皿はB25より3mmも大きいことが判明。
どうしてB25に合わせた設計にしなかったのか分らないが、
受け皿をセットして固形燃料を使うのであれば、径を2mmほど削ってからの方が良いようだ。
   
で、さっそく装着して燃やしてみたら、良い具合に焼けてくれた。
上にも書いたが、強度的にはもう少し厚くしないと変形してしまう。
ちなみに、B25のバリを削るついでに、こっちのバリも削ってやった。
つづく


<追記2>  2018.03
パソコンの脇で湯を沸かし、パソコンの脇で火遊びする、
というインドアなアウトドアライフを楽しんでいる。
テレビを消し、蛍光灯も消すと、それなりの雰囲気も醸し出せて中々宜しい。
何度か繰り返したので、メタストーブの焼けも進んでいる。

つづく

 

    大洋図書 東邦出版    
  /

2016.01 

  創刊号 第2号    
  DARK tourism JAPAN (ダークツーリズムジャパン) 産業遺産の光と影  東邦出版  平成27年(2015)
  2015年10月に、あるカメラマンの方からメールを頂いた。
  会津三方道路について執筆予定なのだが、不明点があるので教えて欲しい」との内容で、
  さらに「本に協力者としてお名前を掲載し、もちろん献本する」とあった。
  このような情報や写真の提供依頼は過去にも何度かある。
  お役に立てるのであれば嬉しいことであり、泡沫サイトの運営者としては名誉なことでもあるので、
  協力者クレジットや献本の有無に関わらず喜んで提供してきた。
  その結果、これまでに4〜5冊ほどの献本を頂いたと思う。 ありがたいことである。
  今回も知ってる限りの情報を提供した。
   
  ところが、発刊日になって、「本が完成したが、発送先の住所を消失していまったので再送して欲しい」とのメールが届く。
  しかも、「校正ミスで協力者クレジットが抜けていた」とのお詫びもあった。 ううむ、残念・・・。
   
  さっそく住所氏名を再送。 
  上記のような経緯があるため、すぐに送られて来るものと思っていたが、半月待ってもまだ本が来ない。
  早く読みたいのでメールで確認したところ、「すでに編集部側には発送先を連絡しているのですが・・・」との返信。
  どうやら私への発送自体が忘れられている様子・・・。
  結局、出版社からではなく、空気を察したカメラマン氏ご本人から本が届いた。
  ---------- といった顛末を経て、やっと手にしたムック本がこれである。
   
  カメラマン氏には終始誠意ある対応をして頂いたが、出版社or編集部からは、ついに一度も連絡がなかった。
 
  さて、寡聞にして"ダークツーリズム"なる言葉は、メールを頂くまで全く知らなかった。
  wikiによると、「災害被災跡地、戦争跡地など、人類の死や悲しみを対象にした観光のこと」とある。
  ざっくり言うと、"負の遺産を巡って見て歩く旅"ということになろうか。
  その専門誌であるDARK tourism JAPANが、大洋図書からミリオンムックとして創刊されたのが2015年の夏。
  各方面で話題になったらしいが、私は知らずにいた。
  第二弾となるがこの本で、なぜか今回は大洋図書ではなく、東邦出版から出版されている。
  そのためか、「第2号」とか「Vol.2」といった表記は見られない。
  まあ、この辺はあまり深く掘り下げないことにしよう。 第三弾の発行も既に決まっているようだし。
 
  さて、やっと内容に触れる。
  当初は、興味本位で廃道や廃墟をおもしろおかしく取り上げるだけの本かと思っていたのだが、
  読んでみると真面目、と言うか「お堅い」くらいの内容になっていた。
  「近代化とは」、「近代の産業とは」から始まり、産業遺構を見ることの意味にも言及していたり、
  特に、「そこで働いていた人々」に関しても取り上げている点は特徴的であろう。 "社会派"なのである。
   
  それは会津三方道路レポに関しても同様で、ライター氏に廃道探索趣味があるわけではなく、
  「三方道路の痕跡を訪ねて、近代化と自由民権の暗部を探る」と前書きにある通りの内容になっている。
  よって、本文も写真も廃道遺構に特化しているわけではないので、そっち系をお求めの方にはお勧めしない。
  なかなか濃くて"重い本"である。
   

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