道具の話24・本家、トランギアのアルストが来た!       2018.03      [TOP]  [物欲]


 
数年前、急にアルストが欲しくなって道具一覧4・アルコールバーナーを作成し、
結局、軍用アルストを購入した件を道具の話9に書いた。
その後、アルスト熱は冷めていたのだが、最近、DUGのフォールディングメタストーブを買ったことで再燃。
やっぱり本家であるトランギアのB25(2500円+税)が欲しいっ!、と熱が出て、Web上にて物色していたのだが、
先日ヤフオクにて新品が約1800円即決で出品されており、送料含めても安そうなので落札。
4、5日して自宅に届いた。

   
想像より小さな小包だったので、「もしかしてブリスターパックかな?」と思ったら、
なんと、ビニール袋だけの超簡易包装だった。
したがって、取扱い説明書も注意書きも保証書もない。
イワタニ・プリムスが正規輸入した製品だったら化粧箱に入っていて取説もあるのにな(笑)
バーコードが73で始まるスウェーデン仕様だから、おそらく並行輸入品かも知れない。
本国ではこんな雑な扱いなんだな。
   
袋から取り出して、各部を点検する。
本体には多数の傷があり、3、4箇所のへこみすらあった。
「工芸品じゃなくて実用品だから」、ということだろうか。
フタには正規品にある赤いテープ(日本語の注意書き)がなく、しかも油にまみれていた。
また、消火フタの縁、フタの穴の縁、火力調整用のスライドフタの縁が未加工のまま。
よってエッジがカミソリの様に鋭く立っていて、このままでは非常に危ない。
これはヤスリで削って均してやった。
雑やなあ。。。
   
3年前に購入したスベアの軍用アルストと並べて比較。
さすがにB25は小さくて軽いね。
燃焼ヘッド部分の大きさは、だいたい同じくらい。
よく見ると、本体リブの上面も傷だらけだ。
   
で、私の"物欲スイッチ"を押した、DUGのフォールディングメタストーブに装着してみる。
あれれ? かなりゆるゆるできっちり固定できない。
   
実は、メタストーブを組み立てた状態で放置しておいたら、
風防にクセが付いて膨らんでしまったのだった。
クセさえ直せばB25にも合うはず、と弄ってみたが、やはり緩い。
そこでサイズを測ってみたところ、メタストーブの受け皿はB25より3mmも大きいことが判明。
どうしてB25に合わせた設計にしなかったのか分らないが、
受け皿をセットして固形燃料を使うのであれば、径を2mmほど削ってからの方が良いようだ。
   
緩くはあるが、外れて落ちるほどではないので、この仕様で使ってみた。
ほんの少しの燃料を入れて試してみたのだが、ちゃんとお茶が温まり、
なによりカップの縁が熱くならなかった点がありがたい。
また、風防が焼けていい感じになったのも嬉しい。

つづく

   

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ここで残念なお知らせが・・・。
燃焼中に火力調整フタの開き具合を変えようと、手近にあったボロ布で掴んだところ、
熱で布が溶けてフタに癒着! 慌てて離したが、時すでに遅し。
綿100%だと思い込んでいたが、どうやら化繊が混じっていたらしい。
失敗した〜・・・。
ただの焦げだったらまだマシなのだが、布目模様が黒く付いてしまって超カッコ悪い。
爪で引っ掻いても取れないので、結局紙ヤスリで削ることにした。
当然、削った部分だけピカピカになってしまい、ワル目立ちすることになった。
あ〜あ、名前でも書いたろか・・・。
   
使用を重ねるごとに全体的に焼けが進み、貫禄は出てきたので、
これはこれでまあ良しとしようか。
はあ〜・・・。
 

つづく


    trangia トランギア   ミリキャンプ      
  / /
    黒 1600円 ラージ 2500円   MR-250      
  DAISO(ダイソー) メスティン(ハンドル付)
  ここは「トランギアのアルスト」のページなので、本来なら「トランギアのメスティン」を取り上げるべきなのであるが、今回はなんとダイソーである。
  私が初めてメスティンの存在に気付いた頃は、まだ1000円くらいで買えたと思う。
  それでも、雑な造作を見て「高い」と感じて買わずにいたのだが、今や税抜き1600円もするようになってしまった。
  しかし、昨今のアウトドアブームとやらの影響でメスティンの人気は逆に上昇し、欠品が相次ぎ、転売が横行し、3倍4倍の価格が付くことも珍しくなくなった。
  かつては1000円でも高いと思ってたのにな。 なんとも嘆かわしいことである。
  メスティンを使った調理に特化したレシピ本も複数出ている。 いやいや、凄いね。
   
  そんな時、ネットで見かけたのが、「ダイソーからメスティンが出た」「100円じゃなくて500円」「なかなかの出来」「ハシゴしたけど売ってねえ!」
  などなどの非常に気になる情報であった。 これは欲しい!
  で、ダイソー巡りをすること2日目で手に入れることができた。 商品棚の下の方をのぞき込んだら、奥に1個だけ残っていたのだ。
   
  帰宅後、さっそく開封して各部点検。
  フタの一部が変形していたのでスケルツールで直す。 傷だらけになったが気にしない。
  バリ取り必須かと思っていたが特に必要なく、ハンドル基部パーツの角を削った程度で終了。
  500円のくせに本家と違ってアルマイト加工してあるので、"米の研ぎ汁で煮る"などの手間も要らない。
  中国製であるが、なんとも優秀なコなのであった。
 

つづく

 
 
さて、お楽しみの「スタッキング」実験であるが、カトラリーが入らない。
折りたたみ式のを買うしかないね。 (既に持ってるけど・・・)
   
 
しかし! 「トランギアのアルスト」はシンデレラフィット! 
これってもしかして、アルストを基準にして本体の幅を決めたんじゃなかろうか? 
   
 
でも、アルコール燃料を入れるボトルが入らない。 
 
ちなみに、このボトルも百均グッズで、セリアの「シーズニングボトル 60ml」という。 
「ナルゲンそっくり!ってか、ほぼ同じ!」で話題になったヒット商品である。 
本家の価格は3〜4倍するが、これは安くても液漏れしない、とのこと。
   
 
そして、ダイソーからメスティンが発売されるのに合わせたかのように、
セリアから「シーズニングボトル 30ml」が新発売になったのだった! 
60mlが好評だったため、バリエーションが拡大されたのだろう。 
早速これを購入。 
保冷保温ランチバッグとか木綿製の巾着なども同時購入し、 
ミニマムな湯沸しセットを構築しているところである。

つづく

 
   

        TR-324    
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    600cc   900cc    
  trangia(トランギア) ケトル 0.6L TR-325
  こいつを初めて見たのは雑誌かネットだと思う。 そして一目惚れした。
  デザインの素晴らしさ。 実用性も良さげ。 もちろんブランド的にも申し分ない。
  後日、店頭で手に取ってみた実物は、さらに衝撃だった。 小さい! カワイイ! かっこいい!
  私は大いに物欲を刺激された。
   
  しかし、こいつはただのケトルである。ヤカンである。
  お湯を沸かすだけなら既に持ってるクッカーでこと足りるし、少量の湯沸しならロッキーカップでも十分だ。
  つまり、特に必要ないのである。 なくても良いのである。
  そう。 必要ないのに欲しい。 これが物欲の恐ろしさなわけだ。
   
  まずAmazonを見る。 あまり値引きしてない。 ヘタすると定価より高い時もある。
  タイムセールか、程度の良い中古が出たら、、、でいいか。
  ヤフオクでは結構な頻度で新品・中古の出品があるが、どれも高い。 安いのは程度が非常に悪い。
  物欲を満たすためとは言え、一応飲み物を入れる容器だからね。 内部が汚いのは避けたい。
  こうして「安くて程度の良い物件」を探して何年もの月日が経過していった。
   
  先日、いつもの巡回でAmazonを見ていたら、珍しく中古品が出品されていることに気が付いた。
  でも価格が2000円弱と、中古にしてはお高い。 出品者を確認すると「Amazonアウトレット」とあった。
  これはきっと「当たり」だ! 中古とはいえ新品同様に違いない!
  「コンディション」欄を見ると「本体にキズあり。化粧箱に痛みあり」とある。 全然問題ない!
  大急ぎで発注した。
   
 
Amazon発送なので、すぐに届いた。 
「Amazonアウトレット 検品済」のシールを見るのは、これで二度目だ。 
右にあるのは、送料無料の「2000円縛り」をクリアするために注文した、
「VICTORINOXのランヤード」である。
つまり、ここに写ってるモノ全てが「必要ない物」なのである。
アホだな。
   
 
さっそくフタを開ける。 
既にセロテープは切られてるし、ケトルを包むビニール袋もなく、むき出しで入ってた。 
アルミの本体は誰かの指紋で真っ白だった。 まあ、中古だからね(笑)。 
「本体のキズ」とはどこにあるのだろう?、と探してみたが、よく分からない。 
注ぎ口に僅かなヘコミがあるが、それだろうか。
などとあれこれ弄っているうちに、柔らかいアルミの本体がどんどんキズだらけになっていった。
今どきアルマイト加工すらしてない、無垢のアルミだからね。
つづく

     
 
<道具の話・17>にて紹介したミニ焚火台を使って湯沸ししてみる。 
最近流行ってるらしい、いわゆる「庭キャン」である。
準備したのは、アルスト用に買っておいたダイソーのアルミ風よけ(500円)や、 
このために買ったセリアのランタンフックと、写ってないがファイアーブロア。(各100円) 
 
どちらかと言うと焚火をするのがメインであって、 
「ついでにケトルをぶら下げておいたら湯が沸くなあ」、といったテイの火遊びである。
   2021.03  
   
 
 
小さい火なので中々沸騰までは行かない。でもまあ、それなりに火遊びを楽しむことはできる。 
燃え残りをブロアで吹いて白い灰になるまで焼き尽くし、灰を穴に捨て、ケトルの湯を注いで完全消火する。 
ケトルは煤で真っ黒になった。洗ってもご覧の通り。ガスとは全然違うね。 
まるで「ベテランキャンパーの使い込んだ古道具」のような風情となった。 
実際には野山どころか、自宅から一度も出たことがないのにね(笑)。
 
ミニとは言え焚火は楽しいし、ケトルに貫禄が付いてくるのも面白くて、何度か「焚火で湯沸し」を楽しんだ。
その結果が上右の写真である。
つづく
   

        trangia trangia  
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2020.12

      黒 1600円 赤 1600円  
  メスティンBOOK 【付録 オリジナルまな板】 (別冊山と溪谷)  山と溪谷社
  もちろん! 付録のまな板を目当てに買った。 街の本屋で新刊を買うのは久しぶりである。
  トランギアのメスティンにピッタリ収まるまな板を入手したわけだが、まだトランギアのメスティンを持ってないワタクシ。
  順序が逆なのは分かっているが、付録案件ゆえ後から買うことができないので、先手を打ったわけである。物欲である。
 
まな板は13mm厚の松材でできており、刻印もあったりして安っぽさを感じさせない。
わざわざラミネートされており、さらに段ボールで保護されている。
ちょっと過剰な気もするが、「食」に関する道具だから慎重なのかも。
 
メスティンを購入するまでは、この未開封状態で保管するつもり。
最近ずっと価格が暴騰してて、とても買える状況じゃないんだけどね。
  さて、メインであるはずの本の方であるが、レシピ本は既にいくつか出てるので珍しくはない。
  注目は、巻末にある「トランギア社訪問レポ」である。 これが興味深かった。
  工場で大量生産してるわけだが、思ったより手作業の工程が多いようで感心してしまった。
  新しい社長がコスト削減に力を入れてるようで、Amazonのレビューによると、フタにある社銘刻印が廃止されたらしい。
  それはダメじゃん・・・。
 

つづく


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