道具の話9・プリムスとコールマンとスベア        2015.02      [TOP]  [物欲]  管理用

           
 

 

2015.02

PRIMUS(プリムス)
P-153 ウルトラバーナー

PRIMUS(プリムス)
P-115 フェムストーブ

snowpeak(スノーピーク)
ギガパワーストーブ 「地」

EPI
REVO-3700(S-1028)

  「IP-2253auto ガスバーナー」 イワタニプリムス   廃版
  トレッキングを始めた頃、初めて購入したバーナーはDIYに置いてある安価で重いキャプテン・スタッグ製のものだった。
  たぶん2000円くらいだったと思うが、何か「大人になった」ような高揚した気分になった。
  試しに一度使ってみたものの、どうも気に入らない。 てんで使い物にならん!なんて訳でもないのに、気が乗らない。
  「こういうファミリー向けのものではなく、もっとコンパクトで軽い、専門店で売ってるようなのが欲しいなあ。 でも高いしなあ・・・」
  とウジウジしていたところ、WILD-1にて処分価格で売り出されていたIP-2253を見つけた。 3000円くらいだったろうか。 即購入。
  追記)・・・当時のレシートが見つかった。1997年7月に2900円+税で購入してた。安いねえ。
   
  コンパクトに畳めるし、火力も強いし、風にも強いし、、、と言うわけで、すぐにお気に入りアイテムとなった。 (ちなみに197g)
  さすがはプリムス、老舗である。
  ところが私には「山頂で茶を沸かす」という習慣がなく、「下山後にクルマの脇で・・・」だったので、小型軽量化はあまり意味がなかったりする。
  極端な話、家庭用のカセットガスコンロをクルマに積んで置けばこと足りるわけですな。
  しかしそれでは味気なかろう、非日常を楽しむのも目的なのだから、という言い訳をして、物欲を正当化するのであった。
  当然のことながら、極めて実用的で優秀な道具であることは確かである。
   
  最近はランニングコストが安い家庭用カセットガス缶を使用するタイプが主流のようである。 1本100円弱で買えるからね。
  これはこれで、なかなか物欲を刺激されるモノが揃っている。 う〜む・・・。
 
  家庭用のカセットガスを使うタイプ (左から軽い順)        
カッコ悪いが実用的 US-600はカッコ良かった やや大きいが実力派 物欲のカタマリ 大きいがとにかく安い
イワタニ(Iwatani)
ジュニアバーナー
CB-JRB-3
UNIFLAME(ユニフレーム
ミニバーナー
US-700
SOTO(ソト)
レギュレーターストーブ
ST-310
SOTO(ソト)
G'z G-ストーブ
STG-10
不明
カセットボンベタイプ
A087
274g

320g

350g 380g 470g

           
    100W 80W 100W 200W
 
 

2015.02

PRIMUS(プリムス)
IP-2245A-S
snowpeak(スノーピーク)
ギガパワーランタン
「天」 オート
EPI
SBランタンオート
L-2008
EPI
SBランタンオート
L-2010
  「IP-2245 ガスランタン」 イワタニプリムス   旧型
  実はこれ、頂き物である。
  経緯を話しますと、元の持ち主であるA氏がB氏に無償譲渡。
  しかしB氏はアウトドア趣味とは無縁で使わないため、「オマエ、山登りするんだろ?」と私に回ってきたものだ。
  ところが貰った私も日帰り登山ばかりでキャンプもテント泊もしないので、実は使い道がなかったりする。
  とは言え、使わないくせに物欲だけは人一倍旺盛で、しかも定番とも言える歴史的有名物件とのことで、
  観賞用としてめでたくコレクションのひとつに加えられた。 20年近く前のことである。
   
  何回かは使ったらしく、あちこちが軽く焼けている。 まあ、観賞用としては申し分ない。
  それにしてはフードが全く焼けておらず、新品同様である。 まさかマントルを空焼きしたしたところで放棄したのだろうか?
   
  単に飾っておくだけなのも無粋なので、一度くらいは火を灯してみようかとマントルも購入してあるのだが、
  よく考えたらA氏(面識なし)がこれを手放した理由が分かっておらず、「もしかしたら、とんでもない不具合が発生したからかも・・・」
  と良からぬ妄想をしてしまうと、「ガスだし、火だし・・・」ということでビビッてしまって、まだ着火には至っていない。
  ゴム製のOリングも経年劣化してるかも知れないしなあ。 と言う訳で、完全に観賞用と化しているのだった。
   
  ロングラン製品なので、私が所有するIP-2245は現行品とは色々と細部が異なる。
  フードの色や形、ホヤの形やロゴ、首の長さや素材、火力調整つまみの大きさや形状、吊り下げチェーンがワイヤーに変更、などなど。
  大きく初期型、中期型、現行型に分けられ、私のは中期型ということになる模様。
  ご他聞に漏れず、コレクターには初期型が人気らしい。
   
  「グローブ」とも呼ばれるホヤは、このIP-2245がランタン業界の「世界基準」になったらしく、EPIなど他社製のホヤでも交換可能とのこと。
  (ランタン本体の生産は終了していても、ホヤはスペアパーツとして販売されている)
  まさか、そこまで定番化していたとは思わなかった。 IP-2245って凄いのね。
  卵のようにコロンと丸いホヤは確かにカワイイ。
     

 
  家庭用のカセットガスを使うタイプ (明るさ順)        
SOTO(ソト)
G'z G-メタルランプ
STG-00
UNIFLAME(ユニフレーム
テーブルトップランタン
UL-T
SOTO(ソト)
レギュレーターランタン
ST-260
イワタニ(Iwatani)
ジュニアランタン
CB-JRL-2
SOTO(ソト)
フォールディングランタン
ST-213
SOTO(ソト)
虫の寄りにくいランタン
ST-233
UNIFLAME(ユニフレーム
フォールディングガスランタン
UL-X クリアモデル
108ルクス 80W 135ルクス 生産終了 180W
350ルクス
  210W

               
         
     

2015.02

      Coleman(コールマン)
遠赤ヒーターアタッチメント
  コールマン 遠赤ヒーターアタッチメント 170-7065
  アウトドアブランドの草分け的存在のコールマンだが、私が持ってる同社製品はこれしかない。
  バーナーに載せ、赤熱させて暖を取るためのアイテムである。
  家庭用ストーブに使われている鋼材と同じ、特殊ステンレスで作られているとのこと。
  当然コールマン専用で、しかもガソリンバーナーに限定しているのだが、私はそんなものは持ってない。
  ガスバーナーなら持っているが、「ガス製品に使ってはいけない」とメーカー側で禁止している。
  輻射熱でガスボンベが爆発する危険があるからだ。 ガスコンロで鉄板焼きをしてはいけない理由と同じである。
  (検索してみると、ガスバーナーに載せて使ってる人が結構大勢いるみたい・・・)
  私はこれを、台所のガスコンロで使ってみようと考えた。 もちろん、部屋の暖房のためである。
  停電中でも、灯油が切れても、これがあれば最低限の暖は取れる。
   
  ヤフオクで探すとすぐに見つかり、「未使用新品、ただし化粧箱はボロ」というのを、やや競り合って1200円ほどで落札。
  左上のカタログ写真のようにピカピカの新品が送られてきたが、一度使うとすぐに真っ黒に焼けた。
  内側は鮮やかなメタルブルーに変色し、なかなか良い風情となった。
  ザックリした作りだが、しっかりしている。 ちなみに中国製とのこと。
   
  怖いのは輻射熱によるガス爆発である。 メーカー指定外での使用方法だからね。
  なので内側が少し赤熱する程度の弱火に抑え、しかも短時間の使用に留める、と自己規制しつつ使っている。
  台所のガスコンロのゴトクでは安定しないので、焼き網に載せて使っているが、
  よく考えたら、魚を焼く網を空焼きすればこと足りたのではないか、と今さらながら気が付いた。
  それならヤカンを載せられるし、食パンも焼ける。 しか〜し!「魚を焼く網」では物欲は満たせないのだ!
   
  一度、ロールパンをこれに直接載せて焼いたらコゲが付いてしまい、取れなくなってしまった。
  研磨剤入りスポンジで磨いたらコゲが取れ、銀色も戻ったが(つや消しだけどね)、使うとまた黒く焼けた。
   
  ネットにて「逆さまにすると、固形燃料用の五徳兼風防として使える」との情報を見つけ、「なるほど!」と感心してしまった。 まだ試してない。
  アルコールバーナーのゴトクとしても使えるかも。 まだ買ってない。
  小さく折り畳めるともっと良いのだが、今のところそのようなものが発売されそうな気配はない。
  競合品もなく、独占状態だしね。
 

つづく


   

2017.02

 
  上面

裏側

  購入してから3度目の冬。 実用品として使ってきたが、ふと気が付くと更に良い具合に焼けていた。
  上記のごとく文字の説明だけではつまらないので、ちゃんと撮影してみることにした。
  肉眼で見る綺麗なイメージを写真でうまく再現できるかどうか不安だったが、まあ、なんとかなったかな、と思っている。
  コントラストを強調したり、シャープにしたり、ちょいと加工してるけどね。 もちろん、着色はしてない。
   
  上面は汚れるし焦げるし磨くしで、ツヤ有り紫とツヤ消しのブルーになった。 なんだかチタンっぽいね。
  裏面はなんとビックリ、美しいレインボー。 漆黒がいい感じに色彩を強調してくれた。
  火にかけて赤熱した状態の画像はよく見るけど、こういったのはなぜか全く見られない。
   

           
  スウェーデン軍用バーナー

と、スイス軍用ツールナイフ

 
 

2015.03

    SVEA(スベア)
スウェーデン軍
アルコールバーナー
trangia(トランギア)
アルコールバーナー
TRB25-QJ
ALOCS
アルコールバーナー
CS-B02 ゴトク付き
  SVEA(スベア) スウェーデン軍 アルコールバーナー
  道具一覧4にてアルコールバーナーを取り上げた際、「本家・トランギアか中国製のデッドコピー品かの二択」、と書いたが、
  結局、購入したのはそのどちらでもない、軍払い下げの中古品に落ち着いた。
  ヤマで湯沸しをしたい訳でもなく、ただ眺めたり、磨いたり、たまに着火してみたり、、、と、そんな物欲を満たすことが目的なので、
  わざわざ新品を買う必要もなく、かと言って「使えさえすれば何でもいいのだ」、とコピー品で割り切るのも本末転倒なのだった。
  本家の中古品が安く入手できれば良いのだが全く見かけないので、当たり外れが心配ではあるが、払い下げ品を買ってみることにした。
  「軍用品」と言うのも高ポイントだし、スウェーデン王室の象徴であるトリプルクラウンが刻印(←これ大事)されてるし、
  送料込みで1080円だったら安いかな、と思いましたので、はい。
   
  さて、注文をしてみると、その直後「1080円(配送無料)」だったのが、「1080円(送料500円)」と変更されてて驚く。
  "配送無料"の表記はミスだったのだろうか?
  だって同じお店が同じ物をヤフオクと楽天にも出品してるけど、どちらも送料が掛かるように書いてあるもんなあ。
  まあ、"送料無料キャンペーン期間中"だったと考えよう。 (追記:その後、再び"配送無料"になった)
  注文した2時間後には「発送しました」とのメールが届き、その2日後には自宅に届いた。 発送が大阪・堺だから驚異的なスピードである。
       
 

山山

NC 68
SVEA

1968年製らしい

  例によって、六法全書が2冊入りそうなデカイ箱で届いた。
  箱の中にポツンと入っていたバーナーは思ったより大きく、そして重い。 なかなか厚手の真鍮でこしらえてあるようだ。 (175gとのこと)
  さすが鉄鋼の国スウェーデン! ボルボの国スウェーデン! いいよ、いいよ(笑)。
  本体上面にポツポツと青黒い錆が浮いてるが、磨けば落ちそうだし、そのままでも「いい味」として許容範囲内かな。
  でも見た目が「カビの生えた餅」みたいで気持ち悪いので、やっぱり磨こう。
  スウェーデン兵の指紋が錆となって付いてるのは軍放出品ならでは、か。
  指紋の主は現在70〜80歳くらいのおじいちゃんになってるのかなあ、、、などと思いを巡らす。
       
  スベア製トランギア製か、どちらが届くのかドキドキしていたが、前者であった。 スベア製品を買うのはこれが初めてである。
  "社名刻印なし"というバージョンもあるらしく、それが送られてきたら泣くところだった(笑)。
  また、トリプルクラウンの刻印が消えそうなくらい浅いのもあるようで不安だったが、届いたのは深めだったので「物欲」的には満足。
  缶詰のウラみたいなデザインの底面の真ん中で、きっちり自己主張していた。
  本来の機能とは関係のない些細な点をやたらと気にするのは、まさに物欲に支配されてる証拠であろう(苦笑)。
  フタが割れ易いらしく、そこから燃料漏れが発生するそうだが、これは割れてなかった。
  さすが「中古品:良い」。 割れてたら「ジャンク品」だもんな。
       
  フタを開けると、内壁下部から紺色の糸クズが5、6本はみ出ている。
  外壁の内壁の間には布状の何かが巻かれているようだ。 これで気化を促進するのかな。
  う〜ん、なるほど、こういう仕組みになってたのか、、、初めて知った。
  ほつれて出て来てる糸が気になるので、ビクトリノックスのハサミでちょいちょいと切り取ってやる。
  フタのOリングは硬化してなかったが、熱に晒されたためか、やや縮んでいた。 取扱い注意ですな。
  現行品であるRD-B25用のスペアが転用可能とのことなので、そのうち買っておこう。
 

Oリング(2本入)

 

  ところで、、、
  このアルコールバーナーは単体で存在したわけではなく、元は飯盒セットとして兵士に支給されていた装備の一部とのこと。
  ナベ、パン、五徳兼風防、燃料ボトルがワンセットになっており、それぞれにトリプルクラウンのマークが付く。
  アルミ無垢、グレー、グリーンの他、ステンレス製のセットもある。
  (90年代まではアルミ製。以後ステンレス製に切り替えられたため、アルミ製のものが大量に払い下げられた、とのこと)
  以前は3000円程度で買えたらしいが、「おいしくご飯が炊ける」と評判になってから人気が上昇し、
  今では品薄となって10倍の価格でも入手困難となっているらしい。   こちらのブログが詳しいこちら
 
 

  はい、磨きました。
  食器洗い用の柔らかいスポンジでは歯が立たなかったので、焦げ落とし用の固い面で磨いてみた。
  研磨剤が入ってるので錆や汚れはガンガン落ちるけど、力を入れ過ぎるとキズだらけになってしまうのでソフトに磨く。
  磨きながら、結構あちこちにキズやへこみがあることに気付く。 錆はいずれも浅いものだった。
  ピカール仕上げで新品同様の輝く金色にすることも可能だが、50年近く前の軍用品なのでヴィンテージ感も失いたくない。
  錆の下にできてる酸化皮膜も大事にしたいので、適当なところで止めておくことにする。 フタや本体側面、底面はそのままとした。
  CRC556を全体に薄く塗り、しばらく放置して馴染ませた後、ボロ切れで拭いて終了。
  上の写真だとやたらとピカピカに見えるが、実物はもっと渋いつや消しである。
  1000円でこれだけ楽しめたわけだから、もうこの時点で十分元を取った気分。 まだ火も付けてないのにね(笑)。
   
  試しに、コールマンの遠赤ヒーターアタッチメントを逆さまにして入れてみたら、専用か?と言うくらいピッタリ収まった。(上写真右)
  これだとコンパクトになるが、だからと言ってこの組み合わせは「無し」だわなあ・・・。
  バーナーの上にヒーターを載せれば五徳兼風防になるが、元々弱い火力が更に落ちるから、湯沸しには時間が掛かりそう。
  暖房専用なら良いかも知れないが、バーナーが長時間高温に晒されることになるから、ちょっと怖い。
 
 

  風のない暖かい日を選んで燃焼試験を実施。 類焼が怖いので、屋内ではなく庭先で行う。
  燃料のアルコールは大昔に買ったものが保管してあった。
  お中元だかお歳暮だかでコーヒーサイフォンを貰った時に、付属のアルコールランプに入れるのに買ったものだと思う。
   
  試験なので、底がひたひたになる程度のごく少量を入れて着火を試みたのだが、点火せず。
  ではプレヒートをしてみよう、とクビの凹みに少量を垂らして着火。 これはすぐに点火した。
  しかし量が少な過ぎたのか寒いのか、本体への着火には至らず・・・。 意外と難しいものだな。 なかなかコツが掴めない。
  怖がらずにライターの炎をググッと底まで近づけると、やっと点火した。
  暫くぼんやりと燃えていたが、やがて本体が加熱されると大きな炎になった。
  屋外なので多少の風が吹くのだが、そんな程度でも炎が大きく揺れるので、しっかりした風防は必須のようだ。
  湯を沸かすなら、当然五徳も必要だ。
 
 

 

  2度目の燃焼実験実施。 今度は炎が見易い夜間に。そして風の心配がない玄関で行った。
  EPIの食器セットのフタを受け皿として敷き、バーナーにアルコールを注入。 クビの凹みにも注ぐ。 
  2度のプレヒートでやっと本体にも引火してくれた。
  実用目的の人には厄介な作業だろうが、私の場合はその手間を楽しむのが目的なので、こういった行程はむしろ大歓迎だったりする。
  クビの凹みはプレヒート用として意図的に設けられたものなのだろうか? だったらもう少し深いか広いかすれば使い易いのに。
  ブォーと、いかにもバーナーらしい音を立てて燃える姿に感動。 青い炎が美しい。 しばし静かに鑑賞する。
  "明るさ"という観点では一本のロウソクより劣るんですな。
  一部の穴が詰まっているのか炎が出ない。(写真左下部分) 後でビクトリノックスの虫ピンで突いてやろう。
  だんだんアルコールバーナーとの付き合い方が分かってきた。
  燃焼中はそれなりに薬品臭がしますな。 不完全燃焼してるのか?
  それと、不純物でもあるのか、燃焼後に白い粉が残るのが気になる。
       
  3度目の燃焼実験実施。
  プレヒートパン(仮)にやや多めに燃料を入れたせいか、一回のプレヒートで本燃焼に入ってくれた。
  あの大きさは意外と考えられた末に決められたものなのかも知れない。
  前述の「穴詰まり」を解決すべく虫ピンで何度も突いたのだが、まだ一箇所残ってる。 なかなか頑固だな・・・。
       
  4度目の燃焼実験をしたところ、穴詰まりの解決を確認。 しかし未だ不安定。
  プレヒートパン(仮)の黒ずみが、酸化皮膜ではなく錆のような気がしてきたので、研磨剤入りナイロンたわしで磨く。
  面白いように落ちるが、ピカピカになってヴィンテージ感が薄れてしまった。
  「じゃあ焼いてやる!」と5度目の燃焼実験を実施。 しかしそれほど焼けず、ピカピカのまま・・・。
  ちなみに、前述の「ヒーターアタッチメントにスッポリ」状態で使うと、燃焼中でも火傷せずに持ち運べて便利、ということに気付いた。
 

つづく→

 
  <余談1>                  
              /
  BEAUTY LIFE アルコール バーナー ストーブ
  「でも中古品は怖いな・・・」、「別に軍用品には興味ないし・・・」、「本家の周辺パーツが使えるトランギアタイプがいいなあ・・・」、、、
  という方は、これを試してみてはどうだろうか?
  たまに3000円弱に値上げされてたりして驚かされるが、普段は送料込みで990円と破格値で販売されている。
  おそらく中国製だと思われますが、発送は海外ではなくAmazonなので、商品到着は確実だし、
  もし、「ハズレ」であっても返品・交換はスムースだろう。
   
  私が「初めてのアルスト・学習用」として1080円の中古品を恐る恐る購入してみたように、
  入門用としてまずこの新品を使って、アルストの良い点、悪い点を勉強したり、お湯を沸かしたり、といろいろ体験してみて、
  その結果、「アルストって使いものにならないなー」でもいいし、「本家のトランギアも使ってみたくなった!」というのも面白い。 (←私ですw)
  もちろん、これが気に入ってそのまま使い続けてもいいですし。
  なんたって、送料込みで990円ですからねえ。 「大失敗だった・・・」としても、勉強代や雑談のネタとしてはお安いかと。
   
 
  <余談2>                  
              /
  Generique(ジェネリーク) アルコール バーナー スピリット ストーブ
  さらに格安な製品が発売された。
  なんと、送料込みで699円! しかも、五徳付き!!
  ただし火力調整兼消火フタは付属しないようだ。
  発送は国内ではなく中国からなので、それなりのリスクはありそう。
  この調子だと、そのうち100均にこのタイプのアルストが並ぶ日も近いかも知れない。
  (追記)
  レビューによると、五徳は付いてないが、消火フタは付いている模様。
 

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