道具の話8・道具の本とロウソク              2014.04        [TOP]  [物欲]  管理用

               
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2015.01

  実戦主義道具学   実戦主義道具学2 元祖ワンバーナークッキング 命を救った道具たち
  「実戦主義道具学」 ホーボージュン ワールドフォトプレス   平成16年(2004年)
  新旧「ワンバーナークッキング」「使い込まれた道具を鑑賞する本」として購入した私にとって、どストライクな本だと言える。
  世界中を旅する筆者が、実際に使って「これは良い!」と認めた道具を写真と文で紹介するムック本。 Amazonで300円になったので購入。
  アウトドアグッズの範疇に留まらず、100円ライターシャープペンから、ツァイスの双眼鏡Sinnの腕時計まで、多岐にわたる。
  経験をベースとした紹介文は非常に説得力がある。 当然ながら、どれもこれも欲しくなってしまう(笑)。
  肝心の各道具の写真は使い込まれたボロいのも多いが、ピカピカの新品も結構あって、この点は期待を裏切られた。
  さらに、せっかく大判の本なのに写真が小さく、無駄に余白が多いのもガッカリ。
  オシャレな感じを出したかったのだろうか? 余計なお世話ですな。
  とは言うものの、「実戦主義道具学2」も買う気満々ですけどね。
           
  ちなみにわたし個人の経験ですと、キャンドルランタンはアウトドアや非常用以外でも、通常の照明として使っても楽しいです。
  いつもの部屋が特別な雰囲気になります。 特に女性にはウケが宜しいようで(笑)。
  また、双眼鏡は安物で済まそうとすると損します。 視野が狭かったり、周囲がボケたりして短時間で目が疲れてしまいます。
  国産だったら、カメラメーカー製のものを買っておけば、まずハズレはないと思います。
 
  この本で紹介されている山道具        

レザーマン
ウェーブ
UCO
キャンドルランタン
ブラス(真鍮)
エバニュー
チタンクッカー深型
L
セラミック
ナチュラルスピリット
チタン製カトラリーセット
たぶんこれ
カールツァイス
ポケットグラス
8x10T*

コクヨ
測量野帳
10冊セット

THERMOS
チタンボトル
これは3代目

             

            廃版
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2015.01

  UCO
ブラス(真鍮)
  UCO
アルミ各色
UCO
アルミポリッシュ
ハイマウント
真鍮 or ステンレス
  「キャンドルランタン」 ロッキーマウンテン
  これを購入したのは20数年も前のこと。
  たぶん釣具のチェーン店「岸波」で買った。 たぶん980円とか1280円とか、そんな値段だったと思う。
  本当は、使い込むほどに味が出る真鍮製が欲しかったのだが、値段が2倍くらいするので諦めてこのアルミ製にした。
  おそらくOEMだろうが、本体に「ROCKY MOUNTAIN」のロゴがある。 どうやら釣り用品メーカーらしい。
   
  同時に替えロウソクも買っており、480円の黄変した値札が今でも付いたままだ。 見れば「JOHSYUYA」とある。
  本体を岸波で、ロウソクを「上州屋」で買ったのだろうか? それとも、本体も上州屋でロウソクと一緒に買ったのかな?
  四半世紀も前のことなので、どうも記憶が曖昧だ。
   
  夜、照明もテレビも、パソコン・・・はまだない時代だったが、明かりを全部消して点火すると、本が読める程度の明るさにはなる。
  私の場合、何もせずに、ただ揺れる炎をずっと眺めていた。 ただそれだけの為に買った。
  使用中はフタがかなり熱くなる。 それを利用してシェラカップに入れた飲み物を温めることもできるそうだが、
  こいつは頂部が丸いためにそれができない。 残念・・・。
  鎖先端のリングに指を通してぶら下げていても、指がかなり熱くなる。 ビニール紐などに吊り下げる際は要注意。
   
  ガラスのホヤがあるので風にも強いし、倒れても火事になったりしない。 (でも倒してホヤを焦がしてしまった。上の写真にも写ってる・・・)
  問題は部屋が焦げ臭くなること。 さらに、ロウソクを使い切ると、底部が溶けたロウでガビガビになること。
  点火中に傾けたり倒したりしても、ガラスや本体内側がガビガビになります。 これがまたしつこくて、なかなか取れないんだよなあ・・・。
  やがて付属のロウソクを使い切り、替えロウソクの最初の1本を途中まで使ったところで飽きてしまい、お蔵入りとなった。
   
  そんな訳で長らくホコリをかぶっていたのだが、大震災を契機に再登場となった。
  大きな余震が頻発していたり、首都圏で計画停電が実施されるなど電力供給が不安定だったので、念のために準備したのだった。
  幸か不幸か一度も出番はなかったが、以来、常にテーブルの傍らに置き、たまに点火して遊ぶようになった。
  で、前述の「実戦主義道具学」にてUCOのキャンドルランタンが掲載されていたので、ここでも取り上げてみた。
  よく見ると、震災の時に付いたデカい擦り傷も写っている。 ホヤが割れなくて良かった。
   
  検索すると想像以上に多くの愛好者がいるようで、何種類も集めて楽しんでいるコレクターもいる模様。
  オイルランプに改造するパーツなんてのもあるんだね。
  もっと安くて明るくて安全で臭いもないLEDランタンがメインとなった現在でも、未だに愛され続けているジャンルのようで嬉しくなる。
   
  ただ、現在同じタイプのキャンドルランタンを購入するのは難しいようだ。
  最も入手が容易なUCO製のものは上部が開かず、点火の際に不便を強いられる。(その代わり、シエラカップなどを乗せて温められる)
  キャプテンスタッグからは真鍮製のが出ているが、やはり上部が開かない。(公式サイトには載っているが品切れ中)
  以前はフタが開く、私のと同型のものが発売されていたとのこと。
  角利産業のはほぼ同型(真鍮製)だが、カタログ落ちしている。 売れ残りや中古品を探すしかない模様。
  3、4年前のAmazonでは、ロウソクが3本付いて1000円という破格値で売られていたらしい・・・。
  まあ、竹で作ったり、ビールの空き缶で自作しても宜しかろう。
   

            かわいいマイクロ  
  夜景モード +1.3補正

三脚:スリック エクセラスポーツ

雲台:ベルボン PH-163

   
        キャプテンスタッグ 角利産業 廃版  
<追記1> 2015.02
ヤフオクにBIG OAKの中古が出品されていたのでチェックしてたら、なんと18000円で落札されてた・・・。
この業界って大変なことになってるみたいですな。
<追記3> 2015.04
ヤフオクでBIG OAKの「新品同様」を発見。落札金額は、なんと25500円!
たかがキャンドルランタンにこの金額を出す人がいるんだねえ・・・。
スタートが10000円、ってことが既にもうどうかしてるけどね。
<追記4> 2015.07
またヤフオクだが、角利の中古、しかもホヤなしが10100円で落札。
別売りでホヤだけ買い足せば使えるようになるとしても、10000円も出すかね・・・。

「キャンドルランタン」のリストは →こちら


  New! 
部屋を整理していたら元箱が出て来たので紹介しよう。 
これで、古い記憶に基づく曖昧な情報が更新できた。 
2021.02  
価格は1980円であった。「広告の品」とのラベルがそのまま残っていたのだ。 
3枚重ねて貼ってあるので、どうやら2度値下げされた処分品らしい。 
また、「MADE IN TAIWAN」のシールも貼ってある。日本製じゃなかったのね。
裏側には「素材:しんちゅう」とあった。バリを削った感覚からすると、もっと硬いステンレス製のように感じたが、どうだろうか。
 

         
使用時:195mm×53mm

収納時:135mm×53mm

重量:205g  アルミニウム製

予備シトロネラ防虫キャンドル3本セット

 

 
 

2015.09

 

2480円

 
「キャンドルランタン」 RUNIS       取扱い開始日 2015年8月
いつの間にかUCOそっくりのランタンが出ていた。
本家と同様、オレンジ、ネイビー、ブラック、レッドと、カラーバリエーションが用意されている。
「日本語取扱説明書付き」で「輸入品」とあるが、生産国は明記されてない。 ということは、だいたい"あの辺"かな?
予備キャンドルの外箱を見ると、英語の他に中国語とロシア語が書かれているようだ。
         
仕様はほとんどUCOと同じだが、こちらには底部に折り畳み式の脚が付いており、安定性は良さそう。
上部リング側面に、穴が2つずつ前後2箇所に空いてるのは何だろうか? リフレクターなどの拡張パーツが発売されるのだろうか。
まずは、「防虫キャンドル3本セット」を単品で発売してくれないかなあ。
 

         

2015.03

カメヤマ
大ローソク 30 2
ニホンローソク
ローソク 30 2
東洋ローソク
ローソク 30 2
UCO
スペアキャンドル
「大ローソク 30 2本」 カメヤマ
「実戦主義道具学」のキャンドルランタンの項に、「アフリカでロウソクがなくなった時、教会でミサ用のを貰って代用とした」、
との体験談があったので、私もやってみた。
実家に帰った時に、「確か太いロウソクあったよね?」と探してもらったところ、物置の奥から大小色々と出てきた。 
そのうち2つがどうやら使えそう。
ここはアフリカではなく日本なので、出てきたロウソクはみな神仏用である。
 
ひとつは東京製蝋の「最高級ローソク」で50号、2本入り。 長さ30cmを越えるぶっとい大物だった。
なにが「最高級」なのかと言うと、「真夏でも曲がらない良い材料を使っている」との説明が箱ウラにあった。
曰く、「葬式の残り物を貰ってきた」とのことで、新品より5cmほど短くなっている。
直径が30mmで、専用ロウソクとぴったり一致して喜んだのだが、よく見ると芯もかなり極太である。
試しに点火してみると、やはり炎がかなり大きい。 これではランタンのフタが直火で炙られてしまう。 で、これは諦めた。
ちなみに、東京製蝋は栃木県足利市に工場があったようだが、現在は製造してない模様。
 
もう一方は亀山ローソクのもので、30号、2本入り。 長さ25cmとこちらも長い。
カメヤマと改称して現在も営業している。 大阪に本社があり、国内シェアは50%とのことだから大した企業である。
「停電に備えて買っておいたもの」とのことで、198円の値札が付いたままになっていた。 未使用新品。
直径27mmと専用よりやや細めだが、問題なかろう。 芯も東京製蝋の50号ほど太くない。
先端から8cmの所にナイフを当ててコロコロとロウソクを回す。 適当な頃合いでポキリと折り、中心の芯を切る。 底を平らに整形して完成。
ナイフがロウでベトベトになるが、熱湯で洗い流せばきれいになる。
 
早速ランタンに挿入して点火してみると、少し芯が太いだけなのに思ったより炎が大きい。
そのせいでフタの裏側が煤で真っ黒になり、フタ自体も焼けて少し変色した。 部屋も焦げ臭くなってしまった・・・。
芯を少し切って短くしてやると、炎もやや小振りになった。 まあ、この辺りが妥協点であろうか。 なんとか使えるようになった。
 
さて、専用ロウソクは3本で600円(現在)。 1本9時間だから、27時間灯す費用が600円ってこと。
カメヤマの30号は2本で200円(当時)。 公式サイトによると11時間30分も燃え続けるらしい。 だから23時間灯す費用がたったの200円。
Amazonだとニホンローソク東洋ローソクが安価で、30号2本が524円。 燃焼時間はなんと14時間。
28時間灯す費用が524円だから、専用よりも少しだけ安い、、、と言うか、思ったほど安くならないな・・・。
「専用品はムダに高いぞ! でも神仏用を使えば○分の1のコストで行けるよ!」、ってシナリオだったのに失敗した・・・。
ロウソクをカットする手間や、ロウの粉が飛び散るリスクもあるしなあ。
 
それにしても、だ。 フタのパーツにだけ集中して傷が付き、メッキが剥げ、焼けて変色するのだが、まあ、それは良しとしても、
フタ以外の胴体部分はいくら使ってもピカピカで、ずっと新品同様のまま、というアンバランスはどうにかならないものか・・・。
全体が均等に枯れてこそ、侘び寂びを感じる風情になるのになあ。

         

2015.02

実戦主義道具学2 実戦主義道具学 元祖ワンバーナークッキング 命を救った道具たち
「実戦主義道具学2」 ホーボージュン ワールドフォトプレス   平成22年(2010年)
上記で宣言した通り、「2」も買ってしまいました。 「1」から6年後に発行された続編です。 例によってAmazonで中古をポチッ。
月刊誌である「モノ・マガジン」での連載をまとめて一冊にした本ゆえ、掲載された情報は最新とは言えず、
中には新型に切り替わっていたり、すでに廃版になったものもあるかも知れない。
しかし、私は最新情報を知りたいわけではなく、古道具を見たい・欲しいだけなので、中古本で十分だったりする。
むしろ中古本の方が都合がいい。 否、中古本でなくてはならない(笑)。
 
Amazonのレビューを見ると、「1」と違って「2」は賛否両論である。
「つまらなくなってしまった」 「ブランド志向が強過ぎる」 「ただの商品カタログ」・・・と、散々な酷評も見られるが、さて、実際読んでみると、、、
ブランド志向が強いのも、商品カタログ的な説明が含まれるのも、それは「1」も同様で、「2」から急に変わったわけではない。
道具は全て筆者が使い倒した私物だそうだが、相変わらず汚れも擦れもない、新品同様なものが散見される残念さも「1」から変わりない。
「1」の方が面白いと感じるのは、扱っている道具が読者本人の趣味と合致していたからではなかろうか?
と言うわけで、「1」を気に入った人は「2」も買って損はないと思います。
 
BUCKのワンテンは半額処分で売ってたけど買わなかったな。 
デカいし重いし、使い道が思い浮かばなかったし・・・なんと言うか、物欲の対象外だった。
ダルコは波刃のがひとつ欲しいけど、やたらと高くて買えませんわ。 日本で作ってる筈なのになあ・・・。
ペンタックス(現・リコー)の防水デジカメにはかなり惹かれた。 接写に強く、LEDの補助光まで付いている。
これならテーブルで手軽にVITORINOXのナイフなどをどアップで撮れそう。 ただ、この防水ならではのデカさには閉口してしまう。
ロッキーカップはかなり注目である。
普段はEPIの食器セットを使っているのだが、アルミ製ゆえ温めた飲み物が冷めやすく、しかも頻繁に唇を火傷するという状況。
換えるなら、ロッキーカップも選択肢に入れておきたい。
この本では軽量なチタン製を紹介しているが、持ち歩かないのでステンレス製で良いし、フォールディングハンドルでなくても良い。
というわけで、ベルモントのステンシェラカップ深型が安価だし、2014年モデルからは目盛りが付くようになり、使い勝手も向上してて良さげ。
 
最近、グランテトラとかマルキルとかの金属製水筒をショップで見なくなったなあ、と思ったら、もう生産してないのね・・・。
で、お約束のように、オクでは高値で取り引きされている、って言う。
山に行くと金持ちオジサン・オバサンがみんな持ってて羨ましかったな、あのくびれた三角形が・・・。
(そういう人達って、判で押したようにザックはミレーだし、三脚はジッツォなんだよなー。 しかもカーボン!)
私の水筒は、空になったペットボトルを再利用したものだった。

この本で紹介されている山道具        

BUCK(バック)
#110

フォールディングナイフ
SPYDERCO
(スパイダルコ)
海人1 イエロー
nalgene(ナルゲン)
トライタン・カラーボトル
1L(各色)
trangia(トランギア)
ストームクッカー
ハードアノダイズド

Belmont(ベルモント)
チタンシェラカップ
深型
480 BM325

Black Diamond
アポロ
単三・4本

Black Diamond
オービット
単四・4本

       

FGSは →こちら

   

             
 

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2015.06

         
  命を救った道具たち 高橋大輔 アスペクト   平成25年(2013年)
  買う気満々で古本をチェックしていたのだが、中々安くならず悶々としていたところ、図書館を徘徊したときに偶然見つけてしまった。
  まさか図書館にこれが置いてあるとは想像もしてなかったので、検索すらしてなかった。
  まあ、結論から言ってしまうと、買わずに済んで良かったかも・・・・である。
   
  この著者は「物欲」とは無縁なのかも知れない。 本当に必要なものを、単純に「道具」として選んで使っている。
  だから「道具」そのものにも、それを作った会社にも、創業者にもまるで思い入れがない。 ついでに価格の表記もない。
  それはそれで至極正常なことなのだが、それだと読む側は退屈である。 特に物欲目的が私にとっては尚更だ。
  「命を救った」とは言えないような気休めグッズ、便利グッズも散見される。
  「探検道具を主役とした本を書きたい」との動機だそうだが、私が求めているものとは違ったようだ。
   
  それでも興味深い逸話はいくつかあった。
  Amazonでも閲覧可能なミニマグライトの他、スントのコンパス、エスビットのポケットストーブ、タスコの単眼鏡、などなど。
  これらは記事も面白かったし、物欲の対象にもなりうる道具たちだ。
  ロレックスブライトリングライカのM9なども選ばれているが、私には縁が無さそうだ・・・。
 
  この本で紹介されている山道具   既に買えなくなってるのが多いな・・・
マグライト
ミニマグ
3W LED
スント
MC-2
コンパス
エスビット
ポケットストーブ
ミリタリー
タスコ
#516
モノキュラー
モレスキン
メモ帳
スイススパイス
(ユニフレーム)
ソルト&ペッパーケース
スイスアドバンス
(
Swiss Advance Arcto)
これはLED 方位磁石 固形燃料 8倍の単眼鏡 高野秀行も愛用 スイス製調味料入れ スイス製調味料入れ

  (追記) 2018.05
  このジャンルの本は人気がないのだろうか? 残念ながら、次々と新刊が出る状況ではないようだ。
  図書館で借りて読んだだけで一度は「イラネ」と評価したものの、代替の本が出ないため、ずっと中古市場をチェックしていた。
  その後、著者の高橋大輔さんがTBSの人気番組「クレイジージャーニー」に出演した影響か、中古価格が高騰。
  しばらく見送っていたのだが、Amazonにて「良い」が送料含めて400円代になったところで購入した。
   
  ラッキーなことに、ほとんど新品のような本が届いた。
  3年ぶりに読んでみたが、やはり面白い道具とつまらない道具の落差が非常に大きくて戸惑う。
  古銭とか、カツ丼屋の箸袋とか、どうでもエエねん! 使い古した山道具が見たいねん!、、、とは前回と同様の感想である。
  まあ、つまらん記事を晒すより、面白い記事だけ選んで読んだ方が楽しいよなあ・・・・と、3年経って少しだけ成長したような気がしないでもない。
   

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