白河駅周辺・架道橋群2 (白河市) 2005.03    [TOP]  [寄り道]  [隧道Web]  [リスト]

 

  <2・会津町架道橋> [地図]

東北本線に沿って西へ進む。

進路をフェンスに遮られた地点の

南側に二つ目のレンガ隧道がある。

会津町架道橋(仮名)である。

 

 

 

 

横町のものより断面形がやや小さめで、

高さ制限も2.4mと10cm低く設定されている。

決定的に違うのは「車両進入禁止」であることだ。

さらに注目してほしい点は、

坑門右側の法面が、痕跡だけ残して

消えてしまっていることである。

 

                     

かつては車両も通っていたのであろう。

そして、その車両はやや大き過ぎたのであろうな。

 

 

 

 

 

 

さて、北坑口から内部へ進入。

こちらは大きな補修の跡もなく、

赤いレンガの織り成す、

幾何学模様を堪能できる。

あー、綺麗だなー。

 

 

 

通り抜けて、南坑口を望む。

こちらからだけ車両進入可、である。

現役の鉄道にしては隧道上部が藪っぽいが、

どうやら廃止された引込み線らしく、

旧線路上は駐車場になっていた。

 

 

 

隧道の西側にバイパスが通ったため、

会津町架道橋は役目を終え、

一方通行になったのであろう。

北坑口西側の法面も、このパイパス工事の際に

削り取られたのだと思われる。

 

 

 

南坑口に接近する。

坑門左右に、新旧「けたに注意」がある。

 

 

 

 

 

 

これと言った目的もなく、

法面に上ってみる。

よってコメントし辛い。

 

 

 

 

 

こちら側もガンガン削られている。

貴重な土木遺産を大切にね。

 

 

 

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